痔核 じかく

走り痔 いぼ痔

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★ 痔核(じかく)

 どんな病気か
@ 痔核には、内痔核と外痔核があり、いっぱんに内痔核は「走り痔」、外痔核は「いぼ痔」といわれる。

A どちらも肛門部の皮下、あるいは粘膜下にある静脈のかたまり(内痔静脈叢と外痔静脈叢)にうっ血が起こり、さらに炎症を起こした状態である。

B 内痔核
 肛門の奥で直腸の下端にできるため、外からは見えない。

 内痔核の表面は直腸の粘膜でおおわれており、そこには痛覚がないため痛みは感じない。表面の粘膜は丈夫でない上、炎症を起こしてもろくなっているため、排便時に便でこすれて粘膜に傷が付きやすく、その下でうっ血している静脈から血が流れ出る。

C 外痔核
 肛門の出口のところにできる。表面は丈夫な皮膚でおおわれているので、出血はふつう起こらないが、逆に痛覚があるため、強い痛みで悩まされる。

 症状
 内痔核の場合
@ 鮮血が出る
 排便のときに、赤い鮮血が出る。少ないときは、紙に血がつく程度、多いときは、排便のあとしばらくの間、したたり落ちる。

A 痛みはない

B 貧血が起こる
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 排便時の出血が、1ヶ月も2ヶ月も続くと貧血を起こして、坂道や階段を登るとき息切れするようになる。

C 脱肛が起こる
 内痔核が1年も2年も再発を繰り返していると、排便時の出血だけでなく(第一期)、排便のたびに、内痔核の部分が肛門の外に飛び出してきて、そのつど、指でなかに押し込まなければならないようになる(第二期)。さらに進むと、せきをしたり、物を持ち上げようとして腹に力を入れるだけで脱肛が起こり、肛門括約筋の締まり具合も悪くなる(第三期)。

D 痔核かんとん
 うっ血をおこしてはれ上がった内痔核が、排便のときに肛門外に飛び出し、そのままの状態で肛門括約筋が強く締まると、外に飛び出した痔核が、ますます大きく膨らみ、指で押しても内に入らず非常に痛む。しばしば熱も出てくる。

 1週間くらい強い痛みのため食欲がなくなり、睡眠もろくに取れないことが多い。

 外痔核の場合
@ はれと痛み
 外痔核に炎症が起こると、急激にはれあがって、不愉快な刺激感や痛みが起こる。

A 1〜2週間で炎症はおさまる
 ふつうは1〜2週間で炎症はおさまり、痔核もしぼんでしまう。何度も炎症を繰り返していると、痛みが取れたあと、ほしブドウのような皮膚にふくらみが残るが、心配はない。




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