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★ 直腸・肛門の疾患の特徴

@ 直腸肛門の病気と日本人の生活様式
 直腸・肛門の病気には、いろいろの種類があるが、その中でも痔核・痔裂・脱肛などは、日常もっともしばしばおこる病気である。特に日本人の畳に上に座る習慣は、肛門部にうっ血をおこす傾向があり、これらの病気を誘発したり、悪化させる原因にもなると考えられる。

A 積極的に専門医の診断を受ける
 直腸・肛門の病気では、出血と痛みがいちばん多くみられる症状であるから、自分でからだの異常に気づきやすい。しかし、異常に気がついても、多くの人は羞恥心のために医師の診察を受けたがらない。一方、医師の側からも、患者のそのような気持ちに遠慮して、ともすると、精査をおこたりがちである。

 最も恐ろしい直腸がんでも、肛門出血その他の異常に気づくと同時に、専門医の診察を受ければ、比較的容易に確実な診断が付けられ、他の部位の消化器がんに比べて手術の成績もよいので、進んで診察を受けることが大切である。

 下血
@ 出血源と色
 糞便中に血液がまじっている場合を下血という。肛門近くに出血源があれば、血液は鮮紅色のまま出るので少量でも気づく。

 高位の消化管に出血源がある場合は、血液は消化されて黒色となり目立たなくなる。

 出血源が高位の消化管にある場合でも、出血量が多ければ、下痢または軟便のコールタール様黒色便となるので気づくことが多い。
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A 食物や薬剤による黒色化
 ホウレンソウなどの食物、炭末や鉄剤などの薬剤によっても、便が黒色となることがある。したがって、便の検査は、これらの原因を2〜3日遠ざけたうえで行なうこと。

B 吐血や鼻出血のある場合にも下血が起こる。吐血起こす病気が、下血のみをおこすこともある。空腸以下の出血はすべて下血としてあらわれる。
 
 排便困難
@ 原因
 排便困難の原因には、鎖肛すなわち先天性の肛門閉鎖・直腸閉鎖・後天性の肛門狭窄・直腸狭窄がある。

A 後天性の肛門狭窄は、手術が適当でなかったために起こることが多い。とくに痔核の注射療法、直腸の全周にわたる痔核の手術、および鎖肛の手術後に感染が起こると、手術の傷がかたくひきつれて、肛門の狭窄が残る。

 炎症性疾患や外傷によるものもある。

 炎症にもとづくものの大多数は、第四性病によるものであるが、近年は非常にまれである。がんによるものと異なり、内面が比較的なめらかな漏斗状の狭窄が生ずる。

B 後天性の直腸狭窄をおこす病気でもっとも重要なものは直腸がんである。

 浣腸液をあやまって、熱傷または腐食を起こし、直腸の狭窄を生ずることもある。



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