無酸症 胃液

胃液欠乏症 胃液分泌

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★ 無酸症、胃ヘルニア

 ★ 無酸症

 どんな病気か
 胃液中に塩酸がなくなるか、非常に少なくなる病気である。

 胃液中に塩酸のない無酸症と、同時に酸素の分泌を消失している胃液欠乏症に区別されるが臨床上では両者を総括して無酸症と呼ぶ。

 強力な胃液分泌促進剤であるヒスタミンを注射してもなお塩酸分泌のない無酸症をヒスタミン抵抗型無酸症と呼び、無酸でなく酸度の低下しているものを低酸症と呼ぶ。

 最大の原因は老化で、年齢の進行とともに胃粘膜が委縮(委縮性胃炎)して胃液の分泌が少なくなる。

 症状
 食欲の減退のほか、心窩部(みぞおち)痛、胃部不快感、重圧感、悪心、嘔吐などがおきる。

 タンパク質の不消化、膵液の分泌不足などをおこして、慢性下痢をともなうことがある。

 各種の貧血が同時に起きてくる。

 治療
 胃液や胃粘膜の検査を行なって診断する。

 体質、年齢によるもので無症状のものは治療を必要としない。

 ほかの疾患にともなって起きる場合は、原発性疾患を根本的に治療する必要がある。
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 各種の症状をともなっているときは希塩酸、胃液促進剤などを与える。反動性胃液分泌を逆用してアルカリ剤を使用することもある。

 食物はできるだけ消化しやすいようにし、肉汁、アルコール、赤身の肉、香辛料などを与える。

 ★ 胃ヘルニア

 どんな病気か
 胃の一部が横隔膜の欠損部から胸腔内に脱出する病気である。

 胃ヘルニアの大部分は胃の上端の一部が食道裂孔を通じて胸腔内に入った食道裂孔ヘルニアである。

 40歳以上の女性に多発する。小児に起きる横隔膜ヘルニアもある。

 原因は先天性と後天性とがあり、妊娠、肥満、食道潰瘍などが発生を助長している。

 症状
 症状としては、心窩部重圧感、膨満感、痙痛、ゲップ、嘔吐、吐血、下血などがあげられる。

 しかし、患者のうちの20%は無症状で過ごす。

 治療
 X線検査、食道鏡検査などで調べて診断を行なう。
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 嚥下困難、嵌頓、大量出血の場合には手術をしたほうがよいが、症状の軽微のときには放置しておいてもかまわない。



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