胃腸の病気 消化不良症

消化不良 下痢

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★ 消化不良症

 下痢を主とするものを乳児下痢症と呼んでいる。全身のおかされない下痢症(単一症侯性下痢)と全身のおかされる下痢症(多発性症候性下痢症)に分けられている。

 単一症侯性下痢
 症状
@ 単一症候性というのはたった一つしか症状がないという意味で、その唯一の症状が下痢であることから、この病名がある。

A 便に水分が多く、粘液や顆粒(ぶつぶつ)があり、緑便でも、お乳をたくさん飲み、顔色もよく、熱もなく、機嫌もよい。

 治療・家庭での注意
@ ケイ酸アルミニウム剤、タンニン酸剤、カルシウム剤など止痢剤を用いる。

A 単一症候性下痢に対しては、特別の治療を要しない。毎日の食事が必要なカロリーを含んでいるか、体重の増加が順調であるかに注意する。

 母乳の場合
 母乳栄養児の下痢は多くの場合単一症候性である。この場合下痢を心配せず、積極的に授乳する。長いあいだカロリーが不足すると、体重は増加せず、便は飢餓便といって黒褐色の粘液下痢便となることがある。

 人工栄養の場合
 この場合にもミルクを減量したり薄めたりすることはかえって悪く、ただ授乳時間を一定にする程度でよい。
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 離乳期
 離乳の進行を足踏みしながら様子を見る。6ヶ月以上の乳児で長く下痢が続く場合は、医師の指導のもとに離乳を開始してかえって好結果を得ることがある。



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