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★ 便秘症

 どんな病気か
@ 便通が遅れて、便が大腸中に長く停滞する病気である。

A 1日に1〜2回排便があっても硬便で少量しか排出されず、なお多量の便が直腸内に残っていたり、2、3日〜1週間にわたって、やっと1回の排便があったりするもので、この状態が一過性でなく持続的、習慣的になっているものをいう。

 原因
@ 大腸の異常
 先天性、後天性の大腸の形態異常や機能異常などで起きる。

A 体型
 無力体質で筋緊張の低下のあるものに多くあらわれる。これを無力型便秘といわれる。またこれとは全く逆の腸管のれいれんよるけいれん性便秘もある。

B 食事
 重症患者などで食事の摂取やそのかすが少ないとか、栄養価の高いものだけをとっている人などで、便になる材料に乏しい場合に起きる。

C 神経性、精神的便秘症
 興奮、恐怖、不安、激怒、心配などによって便秘が起こることがある。旅をしたり他人の家に泊まったりして環境の変化によって起こる便秘症がこれである。

 髄膜炎・性髄癆・鉛中毒・かっけなどによるものは精神性のものである。

D 反射性便秘
 胃、十二指腸潰瘍・腎疾患・慢性虫垂炎・女性生殖器疾患によって起きる反射性便秘などもある。
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E 習慣性便秘
 臨床上もっとも重要な便秘で、若い女性にみられる。残渣(かす)の少ない食物の摂取、便意があるにもかかわらず、学校、寮、商店などのトイレの不備によって便意を抑圧するうちに、直腸の排便反射が鈍くなり、便秘をおこすようになる。
 
 症状
 短期のあいだは、自覚症状は軽症であるが、長期に及ぶといろいろな重症状がおきる。

@ 食欲不振、悪心、腹部膨満感、腹痛、頭痛、めまい、心悸亢進などがおきる。

A 不眠、精神不安、作業能力の減退などの精神、神経症状をうったえる。

B 便秘に起因する発熱がおきることがある。これは、便秘による異常発酵産物が腸壁から吸収されて、肝臓によって処理しきれずに自家中毒症状をおこす結果とも考えられる。

 家庭での注意
@ 食事
 次のようなものをとる、
 腸の蠕動運動を喚起する繊維に富んだ野菜、いろいろな有機酸を含むくだもの、砂糖、乳糖、塩分の多い食品、脂肪などを多く取る。

 麦飯、黒パン、オートミル、レンコン、ゴボウ、ダイコン、ニンジン、マメ、イモなどをとる。

A 浣腸
 グリセリンを水で薄めたものや石けんなどの液体を直腸内に注入、刺激を与えて排便を促す。

B その他
 早朝にコップ1杯の水、食塩水、冷牛乳をとるようにし、毎朝規則的にトイレに行くように、習慣づける。

 座って仕事をする人に起きる便秘症は適当な運動が必要。
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