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★ 胃がん

 どんな病気か
 胃がんという病気は、胃の粘液の細胞ががん細胞に変化して、胃の中をどんどん広がっていくだけでなく、胃の周りにまでひろがっていき、さらに腹膜・肝臓・リンパ節などもがんにおかされてしまうものである。

 原因
@ 食生活との関係
 胃がんの発生原因については、まだ明らかではないが、食習慣などの環境が胃がんの発生に重要であると考えられている。ことに食品のうちでは白米・塩魚・酒類などの多量摂取が関係していると考えられているが、まだ決定的ではない。

A 遺伝との関係
 胃がんが同一家族内に頻発することから、遺伝が関係しているのではないかと考えられているが、胃がんに特有な遺伝子が存在するかどうか、胃がんの遺伝様式についてはまだ決定されていない。

B 年令・性との関係
 胃がんの発生頻度は年齢や性によって著しい差がある。40歳を超えると急激に多くなること、男性が女性より多いことなどは、胃がんの早期発見の場合に注目すべきことである。また胃がんは、若いときから胃の丈夫なものにも急に発生することがある。

C 前がん状態
 一般にがんの発生しやすい病気は、前がん状態として注目されているが、胃がんの前がん状態としては、胃ポリープ・慢性胃潰瘍・慢性胃炎・悪性貧血などがあげられている。

 これらの病気から必ず胃がんが発生するわけではないが、前がん状態と考えられる病気が発見されたならば、経過を追って定期的に検診をした方がよい。
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 症状
@ 初期
 胃がんが発生しても、はじめのうちはほとんど無症状である。

A ある程度までがんが進行すると胃が痛んだり、胃がむうっとして食欲が少なくなり、胃が重苦しく感じたり、胃の不快な感じをうったえたりするようになる。

B がんがさらに進行すると
 胃の痛みや胃の重苦しい感じはますますひどくなり、食欲もだんだんなくなり、やせてくる。鼻はなだしい場合には、胃のはれものをふれるようになる。

C 腹膜にがんが広がると
 腹膜に水がたまって腹がふくれ、腹膜炎の症状をうったえる。

D 肝臓にがんが広がると
 肝臓がはれて、食欲もなくなり、どんどんやせてきて、疲れやすくなり、時には黄だんが起こったりする。

E 転移と合併症
 胃がんの場合にがんの転移が起こりやすいのは腹膜であるが、肝臓やリンパ節に転移の起こることがある。起こりやすい合併症としては、腹膜炎や肝臓がんのほか、胃穿孔・胃出血・幽門狭窄・腸閉塞・貧血などがみられる。

 胃がんの予防
@ 日本人の食生活のうちでは、塩辛すぎるものを避け、大量の飲酒をつつしみ、適当量の牛乳を飲用することは推奨される。

A 胃の具合がおかしいとか、食欲がなくなってきたとか、少しやせてきたといったような場合には、胃がん専門の医師に相談して、適切な検査をしてもらうことが大切である。

B 胃がんが起こりやすい40歳以上の年齢の人や、家族内に胃がんになった患者のいる場合などは、少しでも胃の具合が悪いときはもちろん、症状がない場合でも、専門の医師に相談した方がよい。ことに40歳以上の人は、1年に1回以上定期的に胃の検査を受けることが望ましい。
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 胃がんは胃の粘膜細胞ががん細胞に変化した当初は無症状であり、深層に拡大するにつれて症状が起こってくるが、症状がはっきりしてくる時期には胃のまわりに広がっていて切除手術ができないことが多い。

C 胃がんの前がん状態、たとえば胃ポリープや慢性胃潰瘍が発見されたならば、経過を追って検査を繰り返す。ことにX線検査・胃内視鏡検査・胃細胞診などでがんが疑われたならば、胃切除手術を考えねばならない。
 



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