胃炎 胃カタル

急性胃炎 慢性胃炎

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★ 胃炎

 胃炎とはどんな病気か
@ 胃粘膜が炎症(ただれ)を起こし、胃の働きが異常になった状態で、胃カタルとも呼ばれる。

A 胃粘膜は赤くはれ上がって粘液の分泌が多くなる場合(表層性胃炎)と逆に粘膜が委縮して薄くなり、貧血状になる場合(委縮性胃炎)がある。

 胃炎の分類
@ 急性胃炎
 体外から原因となるものが入って、短時間のうちに急激に症状があらわれてくる胃炎である。

A 慢性胃炎
 長い間、あまり症状はひどくないが、胃の具合がおもわしくないと感ずる人なら、まず慢性胃炎といってよいほど多い病気である。
 
 急性胃炎
 原因
@ 暴飲暴食
 最も多いのが暴飲暴食による場合である。特に焼酎、ウイスキー、ブランデーのような強いアルコール性飲料、濃いコーヒー、からし、ワサビ、カレーなどの香辛料、あまり熱過ぎたり冷たすぎる飲食物、不消化物(貝類、脂肉など)の取り過ぎが原因となることが多い。

A 薬物
 アスピリン、ジギタリス、サルファ剤、ヨード剤、水銀剤、パス(抗結核剤)、脱コレステロール剤などやエリスロマイシン、クロロマイセチンなどの抗生物質も胃炎を起こしやすい(薬物性胃炎)。
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B 食中毒
 腐敗した食物を間違って食べて、ゲルトネル菌・サルモネラ菌・ポツリヌス菌・ブドウ球菌による食中毒や、好塩菌(好んで塩気の多い食物に繁殖する細菌)による食中毒によっても激しい胃炎を起こす。

 この場合は腸炎も併発する。

C 特異体質
 特定の食べ物、たとえば卵、エビ、カニ、魚肉、牛乳などで胃炎を起こす特異体質の人もいる(アレルギー性胃炎)。

D 誤嚥
 塩酸、硫酸、硝酸などの強い酸、かせいソーダ、かせいカリなどの強いアルカリ、石炭酸、昇汞などを誤って飲んだ場合に口や食道ばかりでなく胃の粘膜も腐食され、重症な胃炎を起こし、ときには一命にもかかわることもある。

 症状
@ 初期の症状
 原因のあったあと、数時間くらいして急にみぞおちの辺が重苦しくなり、むかつき、胸やけなどが起こり、ついで胃の内容物(食物)を吐くようになる。

 またさしこむように激しく痛む場合もある。
 食欲はなくなり、全身がだるくなる。

A 吐物の状態
 はじめの食物は多量の粘液がまじったものであるが、しだいに黄色い胆汁だけになり、ときには血液のまじることもある。

B 腸炎を併発した場合
 下痢、38℃くらいの発熱、頭痛、腹痛なども同時に訴える。

C 重症の場合
 吐き気や嘔吐が頻繁になり痛みも激しい。顔は蒼白となり冷や汗をかき疲労感がひどくなる。寒気、発熱を起こすことがある。



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