食道の病気 食道がん

食道 潰瘍

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★ 食道がん

 どんな病気か
@ 発生場所
 食道は首の部分、胸の中の部分、腹の中の部分と大別されるが、がんは胸部食道の中央よりやや下方と、腹部食道とに多い。

A 症状
 がんは食道内面の粘膜細胞から発生する。こぶ状に盛り上がるもの、潰瘍をつくるものなどいろいろあるが、必ず食道の内腔が狭くなる(狭窄)。また周囲の大動脈、気管支などへ破壊的浸潤を行い、さらに首や腹のリンパ節、肝臓などへ転移する。

B どんな人に多いか
 食道がんになりやすい年齢は、消化器がん中もっとも高く、大多数が55歳以上である。そのうちでも、強い酒や熱い食物を長年にわたって飲食している人や、歯の悪い人に比較的多いといわれる。男性に多く、女性の3倍をしめる。

 症状
@ 食物の通過障害
 食道がんでは必ず狭窄が起こるので、食物の通りが悪くなる。はじめは食物が食道にさわる、こすっていくといった通過感で、これが進むと、水ものはよいが固形物がちょっとつかえるというようになり、しまいにはほとんど水も通らなくなって、唾液、粘液、食物かすなどが口の中へ上がってくる。

 食物はすらすら通るが、ふだんなんとなくつかえた感じがするというのはがんではなく、たいてい神経性のものである。

 固形物はよいが水がつかえる、とくにストレスの強いときなどにひどいというのは、食道から噴門にかけての神経的狭窄である。
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 がん年齢の人でちょっとでも食物がつかえるようなことがあったら、ただちにX線検査をしてくれる内科、外科、または胃腸化へ駆けつけるべきである。

A 疼痛
 胸骨の後ろ、背中などが特に物を飲みこむときにジーンと痛むことがある。
B その他
 末期になると、ほかのがんと同様に、いわゆる悪液質になり、顔色がさえず、やせおとろえてくる。

C 病気の進み方
 胃がんなどに比べて、はるかに進行が早く、ほうっておけば症状が出てから1年もつことはほとんどない。最後は吐いた食物を吸いこんで肺炎を起こしたり、大動脈が破れて大出血を起こしたりして死亡する。



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