心臓の病気 心房中隔欠損症

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★ 心房中隔欠損症、肺動脈狭窄症
 ★ 心房中隔欠損症

 どんな病気か
 心房中隔に、長径2〜4センチのだ円形の欠損があり、肺静脈から左心房にかえった動脈血の一部は、ここを通って右心房に入り、右心室を経て肺動脈に流入する。

 この分だけの血液は、肺を空回りすることになり、右心室は拡張肥大し、肺動脈圧が上昇する。

 症状
 ふつう、幼小児期には症状があらわれず、10〜20歳代になり、運動時に心悸亢進をうったえることが多い。

 欠損が小さいときは、ほとんど無症状で一生を過ごすこともあるが、大きいときは、しだいに肺動脈圧の上昇、右心室肥大が高度になり、症状が強くあらわれてくる。

 治療
 手術は、人工心肺を使って、右心房を切開し、直接縫合、または合成繊維片や心膜片を縫いつけて、欠損部を閉鎖する。

 心房中隔欠損の手術は、直視下心臓内手術のうちでは、最も安全度の高いものである。

 ★ 肺動脈狭窄症

 どんな病気か
 正常では三つに分かれている肺動脈弁が、たがいに癒着してメガホン状に狭くなったり、肺動脈弁下部の右心室心筋が肥厚してトンネル状になったもの。
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 右心室からの血液拍出がさまたげられ、肺の血液量は減少する。右心室が肥大して内圧が上昇し、これにともない右心房圧も上昇する。

 症状
 運動時の呼吸困難、心悸亢進がおもな症状で、ある年齢に達すると急に症状が進み、右心不全を起こしてくる。

 心房中隔欠損が合併していると、右心房から左心房へ静脈血が逆流し、チアノーゼがあらわれてくる。

 診断としては、左上胸部で、強い収縮期雑音が聞かれる。

 治療
 手術は、人工心肺を使って肺動脈を切開し、メガホン状の肺動脈弁を三つに切り開く。

 右心室心筋が肥厚しているときは、右心室を切開して心筋を切除する。

 年齢が進むにつれて、狭窄のために右心室の肥大が強くなるので、なるべく早い時期に手術することが望ましい。



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