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★ 大動脈縮窄症

 どんな病気か
 大動脈の一部が壁全体として狭くなったもの。大動脈弓と下行大動脈の境の部分にあることが多いが、他の部分にあったり、他の異常を合併することもある。

 狭窄部で血流がさまたげられるので、それより下部では血流が減少し、上部では増加するため、上半身では血圧が上昇して発育がよいのに対し、下半身では血圧が低く下肢では脈拍をふれない。

 左心室は縮窄部の抵抗に勝って血液を拍出するため、しだいに肥大し、左心不全をおこすこともある。

 症状
 症状としては心悸亢進呼吸困難で、とくに運動したときにあらわれる。

 上半身の血圧上昇に伴い、頭痛、めまい、顔面の熱感、紅潮などがあらわれる。反対に下肢では、蒼白、冷感をみる。

 高度のものは乳幼児期に死亡する。

 ふつうの場合も、年長になるにしたがって、症状が強くなる。

 放置すると、心不全や脳血管障害を起こし、大動脈瘤を合併しやすい。ことに妊娠は危険で、分娩のさい、大動脈破裂、心不全、脳障害で死亡することが多い。

 治療
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 手術としては、縮窄の部分を切除して、大動脈を吻合する。

 手術の時期は、幼少時から心不全などの症状を繰り返すときは、なるべく早い時期に行なう必要があるが、ふつうの場合は、10〜20歳がもっとも適当である。

 上記の時期に行えば、手術操作も容易で、危険性も少ない。



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