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★ 動脈管開存症

 どんな病気か
 動脈管は、胎生時に肺動脈と大動脈を結ぶ重要な血行路だが、出生とともに肺循環が始まると自然に閉鎖される。これが閉鎖されずに残ると動脈管開存症となる。

 左心室から大動脈へ送り出された動脈血の一部は、動脈管を通って肺動脈に流れ込み、その分だけの血液が肺を空回りすることになる。左心室はそれだけ余分な負担を受けて肥大し、肺動脈圧も上昇して右心室も負荷される。

 症状
 ふつうは、運動したときに心悸亢進(どうき)、息切れを感じ、気管支炎や肺炎にかかりやすい程度で、たいした症状はあらわれない。

 放置しておくと、左心室の肥大が進み、肺動脈圧が上昇するために右心室も肥大して心不全をおこす。

 また、発育がさまたげられ、ときには心内膜炎などを併発する。

 診断としては、左上胸部の持続性の雑音が特徴である。

 治療
 動脈管が大きいと、早くから心不全を起こし、発育できないので、早急な手術が必要である。

 手術は動脈管を切り離す。
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 この手術は、特別な場合を除けば、心臓の手術の中では安全性の高い物の一つである。

 手術の時期としては、緊急時のものをのぞいて、2〜5歳のあいだに行なうことが望ましい。



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