血管の病気 大動脈縮窄症

大動脈 血圧

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★ 大動脈縮窄症

 どんな病気か
@ 大動脈の一部が狭くなり、正常な血液の流れをさまたげる病気である。

A 縮窄の場所が、大動脈が頭や手にいく動脈を枝分かれする部分の少し先にあるものは、定型的動脈縮窄症といわれる。その他の部位に縮窄があるものを、異型大動脈縮窄という。

 原因
@ 先天性の縮窄
 生まれながら縮窄部のあるもので、定型的大動脈縮窄のほとんどがこれで、せまい部分は1a以下で短い。

A 後天性の縮窄
 思春期以後に、大動脈に原因不明の炎症がおきて、縮窄ができる。異型大動脈縮窄の多くがこれで、ふつうは胸部大動脈の下部から腹部大動脈にかけて発生し、せまい部分は長く、多発することもある。

 症状・経過・検査
@ 血流は縮窄部でさまたげられるため、そこより上の血圧は高くなるの反し下の血圧は低くなる。

A したがって、手や指の血圧は高く、脳いっ血や心臓障害の原因となることもある。一方、下肢では血液がじゅうぶん流れず、下肢の蒼白、冷感をうったえる。

B 年齢が若くて血圧が高い場合、ももの付け根の脈を調べる。脈がふれない場合、大動脈縮窄の疑いがある。

C 正確に診断するには、胸部のX線写真、心電図、大動脈造影などの検査を行なわなければならない。
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 治療(手術)
 せまい部分を切り取って血管をつないだり、せまい部分の上下に代用血管で迂回路を作ったりする。早い時期に行えば手術は安全で経過もよい。

 症状が進んで、長いあいだ高血圧が続いた場合は、手術の危険だし手術後の経過もよくないので、早く専門医に相談するようにする。



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