血管の病気 大動脈瘤

動脈瘤 動脈硬化

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★ 大動脈瘤
 どんな病気か
 大動脈の壁の一部が弱くなり、内圧(血圧)のためにふくれてきた状態である。全周に広がって紡錘状になる場合と、壁の一部が広がって、袋状(嚢状)になる場合がある。

 原因
 梅毒と動脈硬化がおもな原因である。胸部大動脈瘤で心臓に近いところで発生するものは、梅毒によるものが多く、腹部大動脈瘤では、ほとんどが動脈硬化に起因している。

 胸部大動脈瘤

 症状・経過
@ 初期には無症状で、X線検査や診察時に偶然気づかれることもある。

A 動脈瘤が大きくなるにつれて、周囲の臓器を圧迫し、いろいろな症状が出てくる。胸痛、背中の痛みをうったえることが多いが、気管、食道が圧迫されて、呼吸困難、嚥下困難、せき、声がれなどがあらわれることもある。

B 大動脈瘤は、破裂するとほとんど死亡する恐ろしいもので、症状のない時期では破裂の危険は少ないが、症状出たら注意する必要がある。だいたい直径8a以上になると、破裂して死亡する例が非常に多い。

 治療
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@ 手術する
 放置しておくと、しだいに大きくなり、最後は破裂して死亡するか、治療しても予後は悪い。根本的な治療として、大動脈瘤を切除して人工代用管を移植する手術が行われている。

 手術は早期に行なうほど成績がよいので、時期を失しない注意が肝要。

A 入院か家庭治療か

 集団検診などで偶然発見されたら、全然症状がなくても、必ず専門医の診察を受ける。

 定期的な診察で、大きくなる傾向のない場合は、家庭で普通に生活していてさしつかえない。

 腹部大動脈瘤

 症状・経過
@ はじめは自覚症状がなく、拍動性の腫瘤として発見されることが多い。

A 大きくなるにつれ、圧迫症状として腹痛、腰痛などがあらわれる。

B 直径7a以上になると、破裂する危険が大きい。破裂すると、激しい頭痛、ショック症状をあらわす。消化管内に破れると、吐血、下血をきたし、多くは急死する。

 治療
 腹部大動脈瘤は手術が安全だから、発見したら、特別のことがない限り、手術で切除する。
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