心臓の病気 低血圧症

心臓 血圧

身近な病気の知識
Home心臓・血管の病気>低血圧症


★ 低血圧症

 どんな病気か
@ 最高血圧が低い
 最高血圧は、ふつう110〜140_が正常とされるが、これが100_以下の低い状態で持続するものを、低血圧症または、本態性低血圧症と呼ぶ。たいていは、体質的なものである。

A 一時的低血圧との区別

 心臓の病気などで一時的に血圧の下がるのは低血圧とは言わない。

 ひどい出血のあるときや、心筋梗塞にかかったときには血圧が低下し、治療を要することもあるが、これは診察すれば原因はすぐ分かる。

 脳貧血を起こして血圧が低下することがあるが、これはなにかの精神的ショックや長時間起立したときに起こる神経性のもので、ごく一時の事故にすぎない。

 症状と経過
@ 立ちくらみ・めまい・脱力感
 低血圧の人は、急に立ち上がったり、高いところへ手を伸ばしたりしたときや食後に入浴したときに血圧がさらに下がって、90_以下になることがある。そのさい、立ちくらみやめまいなどにおそわれる。また、全身がだるくなり、気力が失われた感じを覚える。

A 治療を要する場合
 起立するといつでも血圧が90_以下になり、めまいや脱力感がいちじるしく、日常の起居に差し支える人だけが治療を要する。しかし、このようなひどい低血圧症は、きわめて少ない。
 
スポンサードリンク
B 年とともに回復する
 若いときや中年時に体質的な低血圧症があっても年をとると、たいていは血圧が少しずつ上昇するので、とくに病気と考えるにはおよばない。

C 症状は進行しない
 低血圧症が顕著に進行して、危険な状態にいたるということはない。不安をのぞき、安心して通常の生活を営めばよい。低血圧でノイローゼになることは禁物。

D 主因は体質
 原因の多くは体質的なもので、心臓の機能はふつうはまったく正常である。


 ★ 診断と治療
@ 血圧の測定
 横臥位、起立位などで、血圧を繰り返しはかる。血圧が持続的100_以下のばあい、低血圧症とする。

 起立位のほうが血圧は低くなる。

A 低めでも治療は不要のことが多い
 血圧が100_以上なら、なんの心配もない。ときに100_を割ることがあっても特別の症状がなければ、治療するにおよばない。

● 年齢プラス90が正常血圧値であると思い込んで、一喜一憂する人が多いが、健康者の正常血圧の幅はきわめてひろいことを理解するべきである。
 平素血圧の低めの人は、過労、睡眠不足のときや、夏の暑い盛りに血圧がやや下がり気味となり、立ちくらみなどが起こることがある。この場合には、生活上の無理をのぞけばよい。

B 薬剤の使用
 血圧が90_以下になるときは、血圧上昇剤を用いる。血圧は食後に下がる傾向があるから、食前に服用するのがよい。

 血圧上昇剤のうち、副腎皮質ホルモンは、特殊な低血圧症だけに用いる。これには副作用があるので、医師の処方以外には服用してはならない。

C 生活上の注意
 食事は、全くふつうでよい。ただし、食後すぐに入浴したり、運動したりしないようにする。また、睡眠不足や過労は禁物である。

 夏は、血圧が下がる傾向にあるので、とくに生活に注意すること。
スポンサードリンク


 



こちらのサイトは情報提供の場として行っていますので、記述の内容に100%の正確性を保障するものではありません。 サイトの内容につきましては、自己責任によりご利用下さい。また当サイトで生じた一切の損害や負傷、その他についての責任は負いかねますので御了承くださいますようお願い致します。



Copyright (C)  身近な病気の知識 All Rights Reserved