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★ 急性細菌性心内膜炎と亜急性細菌性心内膜炎

 急性細菌性心内膜炎

 症状・原因
@ 症状
 急に熱が出て、熱の上がり下がりが激しく、しばしば悪寒をともなう。動悸が激しく、雑音もひどい。血圧が低下し、脈は頻脈で、不整脈(うちぎれ)もあらわれる。

A 原因
 細菌が血液に入って病巣で急激に増え、心臓の弁膜をおかすもので、敗血症の一種である。

 治療
@ 血液培養による原因菌の検査を行ない、判明したら、その細菌に対する抗生物質による治療を行なう。

A 適切な治療が行われないと、1〜2ヶ月で死亡する重大な病気なので、即刻入院し、抗生剤療法をはじめいろいろな対症療法を受ける。

 亜急性細菌性心内膜炎
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 どんな病気か
@ べつの名を遷延性心内膜炎ともいわれるように、長く続く病気である。

A かつては死亡率が非常に高かったが、ペニシリンなどの抗生剤の進歩で、死亡率は少なくなっている。

B なおらずに死亡する原因は、病気をおこした細菌に心臓弁膜がおかされ、心不全を起こしてくることが主である。

 原因
@ 80%近くは、口腔に常在する緑蓮菌という弱毒菌が、血液中に侵入して起こる。しかし、なぜこのような毒性の弱い菌が、悪性敗血症ともいえるような重い病気をおこすのかは明らかではない。

A この病気を誘発する原因は、抜歯などの歯科的手術がもっとも多く、流産、外科的手術などがこれに続く。

 症状・経過
@ 症状のあらわれ方、経過は、ゆっくりな場合が多い、自覚症状も、はじめは、微熱が続き、全身がだるかったり、軽い関節痛がある程度の、かぜのような症状があらわれる。

A 症状が進むと、貧血のため顔面が蒼白になる。また、38度くらいの弛張熱があらわれ、時には悪寒とともに高熱を発し、呼吸困難があったりする。

 また、皮膚や粘膜に、赤い出血斑が出たり、指先に疼痛性の小結節などが出現する。

B この病気は、心臓になんらかの過重負担があったり、リウマチ性心臓弁膜症などの心臓病のある人に起こりやすいため、心悸亢進などの、心臓病の症状をともなうことも多い。また、心臓弁膜症に前記のような発熱があるときは、本病を疑い、受診するべきである。

 治療
@ 入院して血液の培養検査を行い、原因菌を確かめる。

A 原因菌に対して最も有効とされる抗生剤を、4〜6週間ほどにわたり、大量に与える。

B 抗生剤の投与が不十分な場合は、半年以内に再発したり、再感染する例も多い。したがって、長期の入院治療を行なうのが望ましい。
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