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★ 心室中隔欠損症

 どんな病気か
 心室中隔に欠損のあるもので、ふつう、直径0.5〜1.0aの円形の欠損がもっとも多いが、1.0〜2.0a、あるいはそれ以上のこともあり、症状のあらわれ方は、欠損の大きさによって異なる。

 左心室から大動脈に排出される動脈血の一部は、欠損部を通って右心室に入り、肺動脈に流入する。

 このため、その分だけの血液が肺を空回りすることになり、左心室および右心室は拡張肥大し、肺動脈圧は上昇する。

 症状
 直径0.5a以下の欠損では、症状はほとんどなく、治療しなくてもよい。

 0.5〜1.0aの欠損では、年齢が進むにつれて、心悸亢進、呼吸困難、運動障害などがあらわれる。また、気管支炎や肺炎にかかりやすい。

 大きな欠損では、1歳以内に心不全で死亡するものがかなり多く、緊急的な手術が必要な場合も生じる。脂肪にまで至らなくても、心不全や、気管支炎、肺炎などを起こしやすく、成長は遅れる。

 症状が進むと、欠損を通して右心室から左心室に静脈血が流れ込み、チアノーゼがみられるようになる。

 治療
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 手術は、人工心肺を使って、右心室を切開し、欠損が小さいときは直接縫合、大きいときは合成繊維片を縫いつけて閉鎖する。

 1歳未満の緊急的手術の場合は、肺動脈に狭窄をつくって空回りする血液を減少させ、症状の改善と発育を待って欠損の閉鎖手術をする。

 肺動脈圧の上昇が中等度までなら、手術の安全度は高いが、高度になると危険度が増し、静脈血が逆流する末期では手術は困難である。

 欠損が小さくても、心内膜炎などの合併症をおこすことがあるので、学齢前に手術することが望ましい。



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