呼吸器 非定型抗酸菌症

せき たん

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★ 非定型抗酸菌症

 どんな病気か
@ 非定型抗酸菌症を病原とする疾患
 人に結核症を引き起こす人型結核菌と似ているが、それとは違う抗酸性菌が広く自然界に存在しており、このような菌を一括して非定型抗酸性菌と呼ぶ。この菌を病原とする疾患を非定型抗酸菌症という。

A 非定型抗酸性菌の特徴
 一般的に毒力(病原性)が非常に弱く、健康人からもしばしば排出される。しかし、この菌はほとんどすべての抗生物質、化学療法剤に対して抵抗性が強く、結核菌と似ているからといって抗結核剤を用いても、あまり効果がない点が重要である。

B 発生部位
 肺に疾患をおこす場合が多く、まれには骨、髄膜、リンパ節に、また全身的に多発性膿瘍をおこすこともある。

 症状と経過
@ いっぱんの肺結核症とほぼ同じ症状
 せき、たん、血たん、全身倦怠、食欲不振、胸痛などをうったえるが、比較的緩和な症状をしめすことが多い。

 血たんはいくぶん多くみられる。

A 空洞
 肺X線写真では、空洞をみとめることが多いが、大部分はうす壁の空洞で、病変はあまり広がらず、限局的である。
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B 病気の進展
 効果的な化学療法剤などがないので、発病すると慢性病になりやすいが、比較的経過はよい。

 診断
@ 肺結核症として化学療法をしても意外なほど効果が認められないことに不審がもたれ、発見されることがある。

A 患者から分離された抗酸性菌を培養し、そこからできた集落(コロニー)の着色の状態や、集落の発育が早いのであらためて精査した結果から診断されることもある。



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