呼吸器 肺線維症

はいせんいしょう 肺胞

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★ 肺線維症(はいせんいしょう)

 どんな病気か
@ 線維組織の異常増殖
 の大部分または全部に、線維組織に異常が増殖して、肺が伸びにくくなり、または肺胞壁が厚くなり、酸素の摂取が悪くなっている状態をいう。

A 原因
 原因不明でおこるもの(狭義の肺線維症)と、血行性撒布型・気管支性撒布型の肺結核など明らかな病気が原因であるもの、粉じんなど病気以外の原因によるものとがある。

 症状・経過
@ 症状のあらわれる時期
 原因となる病気の経過中、またはその治療後徐々にあらわれる。(数カ月〜数年)

A 浅い呼吸
 はじめに気づく症状は浅い呼吸。階段や坂道で息苦しい。

B 運動時の呼吸困難
 症状が進むと、運動時に息苦しいだけでなく、くちびるが紫色となるが、安静にするとなおる。

C 安静時の呼吸困難
 さらに症状が進むと、安静時でもくちびるが紫色を呈し、呼吸が苦しく、死亡(肺不全)することもある。

D 呼吸が比較的楽でも重症の型もある
 この場合は、くちびるが紫色となり、浮腫をともない(肺性心)、ついには死亡する(右心不全)こともある。
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 以上の経過中、感染をきたすと、急激に病状が悪化することがある。
 
 治療
@ 軽症の場合
 外来で、感染の予防をする(抗生物質の投与やステロイドホルモンの内服療法)。酸素の吸入療法も受けたほうがよい。

A 病状の進んだもの、急激に悪化したもの
 入院で酸素の持続吸入療法や気管支拡張剤、去痰剤を投与する。

 肺性心をおこすものは、入院で食塩を制限し、酸素吸入、抗生剤を与えるほか、利尿剤やジギタリス製剤を与える。

B 治療は難しい
 以上のような治療によって一時的に軽快しても、病気そのものは、完全治癒は難しい。そこで、できるだけ感染を予防し、安静にして病気の進展をふせぐ。



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