肺栓塞 肺硬塞

頻脈 呼吸困難

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★ 肺栓塞・肺硬塞

 どんな病気か
@ 肺栓塞
 肺動脈が栓子(血栓、空気、脂肪、異物など)によって栓塞された場合に起こる病気である。

A 肺梗塞
 肺栓塞の結果として生じ肺胞および間質中に出血した血液で浸潤した肺組織が塊状をなす状態をいう。

B おもな発生原因
 もっとも多いのは、下肢の深部静脈の血栓が遊離して流れていき、肺動脈に塞栓した場合である。

C 肺栓塞の起こりやすい人
 栓塞の既往歴があるもの、下肢の静脈瘤の強いもの、うっ血性心不全患者、悪性腫瘍患者、肺、腹部の大手術後の患者、肥満症患者、50歳以上の患者、下肢に大きな外傷のあるもの、運動不能患者、血中増多症の患者。

 症状
@ 急に胸痛がおこり、頻脈、軽い呼吸困難、せき、血たんが生じる。

A 栓塞の範囲が広いと、呼吸困難、顔面蒼白、血圧下降などがおこり、ショック状態、あるいは肺水腫になる。

B 急に発生するので心筋梗塞と間違われることが多い。
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 治療
@ 対症療法が基本
 肺栓塞、肺梗塞の病巣の広さ、症状の強さ、型によって治療方針が異なり、多くは症状に応じた対症療法をとる。

A 抗凝血剤(抗血液凝固剤)の使用
 静脈血栓(前述の通り肺塞栓のおもな原因)が考えられたり発生した場合、肺栓塞の発生が予想される場合、あるいは肺栓塞の続発を予防する場合に、へパリン系などの抗凝血剤を投与する。

B 安静
 不安状態にあるなら鎮静剤を投与する。

C モルヒネの使用
 頑固なせき、胸痛がある場合に用いる。

D 酸素吸入
 絶対に必要で、これにより呼吸困難が軽減し、ショックが回復することがある。

E 鎮痙剤の使用
 肺梗塞時の気管支けいれんは低酸素症を増強し、脈管の収縮は肺動脈圧を上昇させ、肺心性、肺水腫を助長する。そこで、塩酸パパべリンなどの鎮痙剤が用いられる。
 



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