呼吸器 気管

せき たん

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★ 呼吸器病の症状の特徴

@ せき
 喉頭、気管、気管支の粘膜の刺激で起こる。ほこり、ゴミ、たんなどの異物が刺激となる。これらの異物を除去しようとする反射的な防御作用がせきである。

 このため、原因によっては薬でせきを無理にとめるとかえって害になる。

A たん
 気管、気管支、肺でつくられる。たんを出すためにせきが出る。

 性状によって、漿液性、粘液性、粘液膿性、膿性、血性に分けられる。

 鼻、口、咽喉頭の分泌物がたんと間違えられることがある。

B 喀血(肺出血)
 気管、気管支、肺からの出血。少量の場合に血たんという。原因には、外傷、異物、感染による炎症、がんなどがある。

 肺出血はふつう激しいせきをともない、血液は鮮紅色で、多量のあわを交えている。

 鼻血や吐血と間違えられることがある。

C 息切れ(呼吸困難)
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 軽いうちは急いで歩くときや階段を登るときなどしか感じないが、重くなるとじっと寝ていても起こる。さらには、寝ていられなくて、上体を起こして座るようになる。呼吸数が増えるだけでなく、呼吸の大きさやリズムが異常なこともある。

 息切れは、肋膜腔に水や空気がたまったり、肋膜が癒着して肺の運動を制限するために起こる。

 肺がおかされて呼吸面積が減っても起こる。

 気管や気管支が細くなったり、けいれんを起こしたときにも起こる。

 呼吸器以外の心臓病・小児麻痺・糖尿病などの病気でも起こる。

D チアノーゼ
 耳、くちびる、つめなどが紫色のなる。血液中の酸素が極度に不足した状態が続くと起こる。

 呼吸器は正常でも、心臓病などで肺循環が障害されても起こる。

E 肺性心
 慢性の呼吸器病で、息切れが続いていると心臓に負担がかかって肺性心がおこる。心臓が弱ってくるので、動悸、息切れ、頭痛、ひどくなるとチアノーゼ、むくみ、意識障害などがあらわれる。

F 胸痛
 さすような痛み、引っ張られるような痛み、締め付けるような痛み、遠方に放散する痛みなどがある。小気管支や肺には痛みを感じる神経がなく、気管、主気管支、肋膜などに病気が波及しないと、胸痛は起こらない。

 しかし、食道や心臓などの病気でも胸痛は起こる。

G 発熱
 化膿菌、肺炎球菌、結核菌などの細菌やウイルスの感染で起こる呼吸器病の場合は、微熱から高熱までいろいろな程度の熱が出る。ほかの呼吸器病でも、細菌類の第二次感染がおこると熱が出る。

H 太鼓ばちのような指
 手や足の指先が球状にふくれて太鼓ばちのようになる。慢性の呼吸器病(気管支拡張症・肺気腫・肺線維症など)に特徴的。
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 心臓や消化器の病気でも起こる。

I その他
 寝汗、疲れる、だるい、食欲不振、やせる、不眠、神経質、肩がこるなどの症状もある。



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