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★ 気管支拡張症

 どんな病気か
@ 末梢の気管支の拡張
 気管支拡張症は、末梢の気管支の拡張を特徴とする肺の疾患である。気管支の拡張は、炎症、退行性変化(細胞の障害による委縮などの変化)、修復機転(組織の障害を修復しようとする、生体のいとなみ)の結果あらわれる。気管支周囲の肺の主要部分も線維化して委縮することが多いので、気管支の拡張はさらに進む。

A 拡張のあらわれる部位

 下肺葉に多くあらわれ、とくに右下肺葉より左下肺葉にあらわれる。右下肺葉が気管支拡張症になると、右中肺葉にもあらわれることが多く、左下肺葉にあらわれるときは左中肺葉にもあらわれることが多い。

B 気管支拡張の形態
 円柱状、嚢状(袋のような形)、嚢胞状(袋のような形の集まり)、またはその混合型がある。

C 罹患率
 人口1000人に対し1〜3人と報告されている。

 原因
@ 乳幼児期の場合
 百日ぜき、はしか、インフルエンザ、ウイルス性肺炎にかかった場合、それらの後遺症として症状をあらわすことが多い。

 そのさいは、たぶんに先天性素因が役割を演じているとされている。その代表的なものは嚢胞肺で、一側肺が全部おかされている場合が多い。
 
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A 青年期以後の場合
 肺結核、肺化膿症、肺炎、老年期の肺がんに関係して気管支の閉塞がおこり、末梢部位が拡張してくることがある。この場合は病巣の近くに気管支拡張がおこる。たとえば、肺結核では上肺葉に多い。

B 副鼻腔炎との関係
 気管支拡張症と副鼻腔炎の併存が2〜5割程度みられるので、両者に因果関係があるのではないかとみられるが、結論は出ていない。

C カルタゲル症候群
 気管支拡張症と副鼻腔炎、内臓転逆位症の三徴候が同時にくることも昔から注目されている。カルタゲル症候群と呼ばれている。

 内臓が正常とまったく反対の位置にある一種の奇形。

D 膵臓の分泌
 気管支拡張症の原因に膵臓の分泌が関係しているのではないかという説もある。



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