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★ ぜんそくのタイプ別にみた症状

 ぜんそくは一般症状のほかに、発病年齢、経過年齢、原因などにより、多少異なった症状を呈し、いくつかの型に分けられている。

@ 慢性型ぜんそく
 一般のぜんそくは、発作時に目立った症状があっても発作がおさまると、まったく正常人と変わりがない。慢性型では、発作と発作のあいだにも、せきやたん、運動時の呼吸困難など、多少の症状がある。

 慢性重症型
 発作と発作のあいだにも、大声で話したり笑ったり、少量の食事をしても、発作が誘発されたり、呼吸困難が強まったりする。

A 外因性と内因性ぜんそく
 若年で発病し、アレルギー性家族歴があり、好酸球(白血球の一種)の増加、皮膚反応陽性、治療の比較的効果があるぜんそくを、外因性ぜんそくという。
 
 これに対し、中年以後に発病し、家族歴もなく、好酸球は増加せず、皮膚反応陰性、治療が比較的しにくいぜんそくを、内因性ぜんそくという。

B 感染型ぜんそく
 せきやたんが多く、たんは膿性、血液好酸球は増加しないが、白血球(好中球)は多少増加し、血沈の降下度が増すなど、気道感染症状をしめすものをいう。

C 小児ぜんそくと老人ぜんそく
 小児ぜんそくは、一般の成人のぜんそくと本質的に違いはないが、小児で発病するものほどアレルギー性家族歴、好酸球増加、皮膚反応などの陽性率が高い。つまり、外因性ぜんそくの型である。また、比較的なおりやすい。
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 これに対し老人ぜんそくは、内因性、感染型のものが多く、そのうえ慢性型になりやすい。

 ★ 診断と治療

 診断
@ 類似した疾患との鑑別
 気管支ぜんそくは、肺結核、肺がん、慢性肺気腫、慢性気管支炎など症状の多少類似した疾患との鑑別が大切である。

A アレルゲンの診断
 気管支ぜんそくの原因となっているアレルゲンがなにかを診断することも大切である。

 アレルゲンの診断には、ふつうアレルゲン・テストが用いられる。

 治療
@ 治療の原則
 他の疾患と同様に、早期治療が重要になる。こじらせると種々の療法の効果も不十分で、治療が困難になる。

 比較的なおりやすい小児ぜんそくでも、自然になおるのは全体の20%。

A 対症療法
 個々の発作をおさえるだけの療法が対症療法である。これには、エピレナミン、エフェドリン、テオフィリン、系の薬剤や、ステロイドホルモンなどが使われる。

 たんに対症療法だけを行なっていたのでは、結局、ぜんそく症状は年月がたつにつれて重くなるものが多い。医師の診断のもとに、根本的療法を併用するのがよい。

 自己流の対症療法で、とくにステロイドホルモンなどを自分で用いるのはよくない。

 ステロイドはもっとも効果的な対症療法だが、これによってぜんそくがなおるわけではなく、あまり頼りすぎると種々の副作用や、発作に対する抵抗力が弱くなる。

B 根本的療法
 ぜんそく治療に最も長期的効果をもたらす療法で、二つの方法がある。

 特異的減感作療法
 患者のアレルゲンを見つけだし、そのアレルゲンエキスの少量を皮膚または皮下注射し、量を徐々に増やしていって、大量のアレルゲンにも耐えられるようにする療法である。
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 非特異的変調療法
 アレルゲンの見つからない場合や、減感作療法が無効の場合に行なう療法。これには金製剤、ワクチン剤注射など種々の方法がある。



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