インフルエンザの症状 急激な発病

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 ★ インフルエンザの症状、合併症

 ★ 症状

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 症状の特徴
 急激な発病と、全身症状がとくに強い点が、他のかぜと異なるインフルエンザの特徴。

A 全身症状
 突然に高い熱が出て発病する。同時に、頭痛、腰痛、関節痛、筋肉痛や全身のだるい感じ、食欲不振などの全身症状が強くあらわれる。

B 呼吸器症状
 全身症状にやや遅れて、鼻水、のどの痛み、せきなどの呼吸器症状も出てくる。

C その他の症状
 場合によっては鼻出血、声がかれる、声が出なくなるなどの症状もあらわれる。消化器症状は、ことに子どもでよくみられる。

D 熱
 熱は急激に上昇し、発病1〜2日目で、38〜39度あるいはそれ以上にも達する。

E 経過
 3〜4日目には熱も下がりはじめ、それとともに頭痛、腰痛や鼻水、のどの痛みも軽くなり、およそ1週間ほどで軽快する。

 ときには、せきだけがかなり後日まで残ったり、全身のだるい感じがなかなか抜けないこともある。

 ★ 合併症

 かぜは合併症を起こしやすい。ことにインフルエンザは警戒を要する。
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@ 肺炎
 肺炎をおこす率は、インフルエンザ患者の1%程度。しかし、流行期にはインフルエンザ患者が多数出るので、その1%としても、実数はかなりの人数にのぼる。

A 肺炎になったときの症状
 高い熱が2〜3日目になっても下がらず、あるいはいったん下がった熱がまた上昇する。せき、たんなどが激しくなる。

 この時期には、胸部の打診、聴診や、レントゲン検査で肺炎の所見を証明できる。

 血液検査では、白血球が増加し、血沈が早くなるなどふつうのインフルエンザではみられない所見が出る。

B
 症状と経過
 細菌による一般の肺炎のばあいと、大した違いはない。しかし、電撃性肺炎といって、1〜2日の短い経過できわめて重症となり、各種の効果を奏するひまもなく死亡してしまうものもある。だが、この型の肺炎はまれである。

C 細菌の二次感染が原因
 インフルエンザの合併症としての肺炎は、ほとんど細菌の二次感染でおこる。

 呼吸器、ことに鼻やのどには、つねに各種の細菌が存在している。

 ところが、インフルエンザウイルスによって呼吸器粘膜が破壊されるとその部分の抵抗力が低下する。

 すると、そんの抵抗力の低下に乗じて、鼻やのどに存在していた細菌が、その部位で増殖しはじめ、病気をいっそう悪化させる。これが細菌の二次感染と呼ばれる現象である。

 二次感染をおこす細菌に、ブドウ球菌、肺炎球菌、連鎖球菌、インフルエンザ菌、肺炎桿菌などがある。

 ブドウ球菌の二次感染
 最近ではブドウ球菌によるものが多い。これによるものは症状が特に重い傾向があり、また化学療法剤に耐性を持つ菌も多く出現しているので、治療に特に注意が必要である。

D 肺炎を合併する素因
 次の各種の病気をもった人は、インフルエンザで肺炎を合併して重症になる傾向が強い。

 リウマチ性心疾患・心筋障害・高血圧性心疾患・慢性気管支炎・肺気腫・気管支ぜんそく・気管支拡張症・肺結核・糖尿病・アルコール中毒・肝性肝炎・肝硬変。

 妊娠もインフルエンザを重くする素因とされている。

E 年齢との関係
 老人はとくにインフルエンザにかかりやすいわけではないが、いったん発病すると、肺炎を合併する率が高く、いっぱんに、55歳以上では死亡率が高く、そのほとんどは肺炎の合併によるものである。これは、老人は感染に対する抵抗力が弱いうえに、肺の機能が低下していることが多く、しかも前述の慢性呼吸器病をもっている場合が往々にしてあるからである。

F その他の合併症
 心臓がおかされたり、脳神経の症状が出ることもあるが、これはまれである。
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