感染症の発病の経過 病原体

病原体の毒力 抵抗力

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 ★ 感染症の発病の経過

 発病の経過
@ まず、侵入した病原体が増殖を始める。

A これに対し、生体は増殖を阻止するように反応する。

B 生体の抵抗力が強いとか、病原体の毒力が弱いとか、侵入する量が少ないときには、病原体は増殖できず、感染は起こらない。

C ぎゃくに生体の抵抗力が弱いとか、病原体の毒力が強いとか、侵入する量が多いときには、生体の抵抗力に抗して、病原体が増殖し、生体は発病するにいたる。

D 侵入した病原体が増殖し、一定の症状を起こさせるまでには、ある期間が必要である。これを潜伏期といい、それには病気により、はぼ一定している。

 たとえば、闘争10〜13日、麻疹10日、水痘14日、日本脳炎4〜12日、腸チフス14日、百日ぜき7〜14日、ポリオ7〜10日、梅毒21〜28日、淋病3〜5日、ジフテリア2〜5日など。

 結核やウイルス性肝炎などのように病気によっては、この潜伏期があまりはっきりしないものもある。

E 病気の経過にしたがって、生体内では、その病原体に対する免疫ができる。この免疫がだんだん強くなると、病原体は増殖できなくなり、しだいに殺され、病気は快方に向かってなおる。

 病後保菌者と不顕性(無症状)感染
@ 病後保菌者
 場合によって、病気がなおったあとも病原体が体内に生きていて、排出されることがある。このような例の人を、病後保菌者という。

 たとえば、腸チフスにかかったあと、いつまでも便にチフス菌が出ることがある。
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A 不顕性感染(無症状感染)
 感染を受けた人の抵抗力、病原体の毒力や量により、病原体はある程度増殖するが、症状があらわれるに至らない場合をいう。

 不顕性感染を起こしたとき、あるいはそのあと排菌している場合、これを健康保菌者といっている。

B 不顕性感染を起こしやすい病気
 ポリオ・日本脳炎・流行性髄膜炎・結核などは、感染してもほとんどが不顕性感染で、ごく少数が発病するにすぎない。

C 不顕性感染を起こしにくい病気
 麻疹(はしか)や痘瘡では、不顕性感染はほとんどなく、感染すれば大部分発病する。
 



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