ポツリヌス ポツリヌス菌

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 ★ ポツリヌス食中毒

 どんな病気か
@ ポツリヌス菌による毒素を含んだ食品による中毒である。この毒素は神経を麻痺させる作用をもつため、死亡することも多く、きわめて危険である。

A わが国では、北海道から東北地方でつくられる“いずし”を原因として、発生している。

 ”いずし”というのは、ニシン、ホッケなどの魚の、頭、内臓をのぞいたものを、米飯、こうじ、野菜などとともに漬け込んだものである。

 欧米ではソーセージ、ハム、缶詰などの貯蔵食品の中でこの菌が増え、そのつくった毒素のため事故が起こっており、腸づめ中毒といわれる。

 ポツリヌス菌とは
@ もともと土壌の中や魚などについている菌で、比較的低温でも発育できる。

A 酸素のないところでよく発育し、高温などの都合の悪い条件にあうと芽胞といわれる、非常に抵抗力の強い状態になり、なかなか死なない。

 症状・経過
@ 潜伏時間
 12〜36時間。

A 初期症状
 嘔吐、腹痛、下痢または便秘などが多い。

B 神経の麻痺のための症状
 初期の症状についで、ときには最初から、神経の麻痺のための症状が起こってくる。ものが二つに見える、舌がもつれる、物を飲みこみにくい、手足が動かないなどの症状が出る。重いものでは呼吸困難などがあらわれる。

 診断・治療
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@ 症状と、食べた物の調査から推定できることが多いが、食べ残しから毒素を証明することによって決定する。

A 一刻も早く治療血清(菌の毒素の作用を中和する血清)を用いる。

 予防
@ 加熱調理すると、菌の毒素はある程度こわれる。

A いずしをつくるときは、材料を多量のきれいな水でよく洗ってから使う。
  



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