腸炎 食中毒 |
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どんな病気か @ わが国における食中毒のうち、最も多数を占めるもので、夏の高温時にのみ発生する病気である。 A 病原体である腸炎ビブリオは海水産のもので、病原性好塩菌ともいわれる。そのため、生の魚介類を食べて罹患することが多い。
A 初期症状 腹痛、吐き気、嘔吐ではじまり、ついで水様の下痢があり、しばしば発熱や頭痛もある。 B 治癒までの経過 2〜3日で軽快し、その後に重大な障害を残すことも少なく、死亡することも少ない。 C 重症の場合 血圧降下、脈拍細小となり、手足も冷たくなって、意識不明となることがある。 ● 腹痛や下痢の激しい場合は、重症のしるしであるから、すぐに適切な治療を受ける必要がある。特に老人や、心臓病のある人は、危険が大きいので注意を要する。 D 軽症の場合 1〜2回の泥状の便があるだけで終わることもある。 予防 @ 夏の暑いあいだは、生の魚介を食べない。とくに摂氏30度前後で長時間放置されたものは危険である。 A 魚介用とその他の用途の調理用具は区別して使用し、混用しない。 B 調理後しばらく時間をおくときは、低温または高温で保存して、夏季は決して室温に放置しないようにする。 |
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