コレラ 胃腸炎

胃 下痢

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 ★ コレラ

 どんな病気か
@ コレラ菌が経口的に侵入することによって起こる急性の胃腸炎で、下痢を主症状とし、中毒症状をともなう。

A 適当な治療法が行われないときは致命率はかなり高い。

B 夏季にもっとも多く流行する。

 コレラ菌の二つの型
@ インドコレラ
 インドのガンジス川のデルタ地方を源泉地とし、そこに常在するもの。

A エルトールコレラ
 インドコレラと、やや菌型を異にしたコレラで、南太平洋のセレベス島の一角に、局地的に常在していたもの。

 感染経路
@ コレラは、わが国に常在の病気でなく、外国からの軽症患者や保菌者の入国、またはコレラ菌の付着した輸入食品などによって、わが国に持ち込まれる。

A 持ち込まれたコレラ菌は、飲食物に混入し、口を通して人体に侵入する。

 食品のうちでも、生水、生魚介類が重要な媒介食品である。
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 症状・経過
 症状の軽重およびその経過は多様であり、その差がはなはだしい。

@ 潜伏期
 ふつう1〜3日で、まれに3〜4時間、あるいは5〜8日のこともある。

A 軽症型
 急性胃腸カタルのように1日10回以下の水様性下痢があるが、腹痛、しぶり腹はなく、数日から1〜2週でなおる。

B 重症型
 1〜2日中に寒け、吐きけが起こる。猛烈な下痢がはじまり米のとぎ汁様の便が、多量に、頻繁にある。嘔吐も激しく、からだの水分が抜けて脱力が強まる。目はくぼみ、鼻はとがり、手足は冷たく、脈は弱い。尿量はほとんどなく、声はしゃがれ、けいれんを起こす。意識はおかされないが、無欲状態となり嗜眠となる。

C 中間型
 軽症型と重症型の中間の症状、経過をしめす。

 予防
@ コレラ菌は熱に弱いので、流行時でも、家庭では、煮炊きした食事だけをとるようにすれば心配はない。

A 予防接種には、2回注射法と3回注射ほうがあり、流行の状況によって、そのいずれかが採用される。

B 患者の家族には、5日間の強制隔離が実施される。その間、2回以上の検便を受け、菌陰性が確かめられなければ、帰宅が許されない。
 



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