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 ★ アメーバ赤痢

 どんな病気か
@ 赤痢アメーバが腸管組織内に侵入し腸に潰瘍をつくる消化器系伝染病で、しばしば慢性の経過をとる。

A 日本ではまれな病気であったが、戦後、南方からの帰還者とともに持ち帰られ、各地で発生がみられる。

B 病原体は、エントアメーバ・ヒストリチカという一種の原虫である。

C 感染経路は、細菌性赤痢のばあいと同じである。

 症状
 急性型と慢性型とがある。いずれも潜伏期はきわめて不定で、3〜5日、ときには1〜3週にわたる。

 急性型
@ はじめ軟便か泥状の便が数日続き、やがて下痢便となり、ついで粘液と血液が混ざったイチゴゼリー様便となりしぶり腹をともなう。1日数回から十数回程度下痢する。

A あまり熱はでない。

B 全身症状も細菌性赤痢より軽い。

C そのうちに、格別の処置をしなくても、しだいに糞便の状態がよくなり、症状がおさまることが多い。
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 慢性型
@ 急性から移行するものと、はじめから慢性の経過をとるものとがある。

A ときどき軽い腹痛と、軟便や有形便に少量の粘液を混じった排便が、1日、1〜2回ある。

B 全身症状はほとんどないことが多い。

C 飲酒や、ちょっとした不摂生で、下痢・腹痛などの症状があらわれたり、下痢と便秘が交互に起こったり、数年間も一進一退の根治しない状態が続くこともある。

 合併症
 アメーバが肝臓に入って肝臓腫瘍をおこすことがある。これは往々にして腹腔に破れたり、肺臓や脳などに転移することがあり、アメーバ赤痢の経過に重大な影響を及ぼす。
 



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