栄養障害による病気 糖質

たんぱく質 脂肪 ビタミン

身近な病気の知識
Homeホルモン・栄養代謝障害 > 栄養障害による病気


 ★ 栄養障害による病気

 栄養素について
@ 食物を構成するのは食品であり、その種類は数百種にものぼるが、組成の共通の性質から分類すれば、糖質、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラル、水に分けることができる。

A 栄養素には、不足したりまた過剰にとったりすると、からだに障害をおこすものもある。

 栄養過剰によって起こる病気
 わが国では、食生活の欧米化につれて熱量の過剰摂取、動物性食品の増加など、栄養過剰によると思われる疾患が増加している。

@ 栄養過剰のうちで、最近、肥満症が大きな問題になっているが、これは食物の過剰摂取がいちばん大きな原因である。

A 動脈硬化症・狭心症・心筋梗塞・糖尿病・痛風などは、栄養だけがその原因ではないが、誘因として食事が大きく働いている。

 栄養不足によって起こる病気
@ 摂取熱量の不足、ことにタンパク質の不足、ビタミン不足などは、一般に低開発国にみられるが、他の病気に合併したり、あるいは特殊な事情のもとでは、先進国にもみられる。

A 水やミネラルが不足して重い症状をあらわす。
スポンサードリンク


 ★ 栄養失調症

 どんな病気か
@ 摂取する熱量がからだの要求を満たすのにじゅうぶんでない場合や、摂取する量はじゅうぶんでも、吸収、利用されない場合には、栄養不足の状態になり、栄養失調症となる。

A たんぱく質の量不足のために起こる栄養失調症は、平時はほとんどみられないが、先にあった戦時中や戦後には多発した。また寒冷や心身の過労は発生を助長する。

 症状・経過
@ 倦怠感、脱力感、無気力となり、体重は減少し、体温が下降、徐脈(脈の数が少なくなる)となり、浮腫(むくみ)があらわれ、末期には昏睡状態となって死亡する。

 むくみは、摂取タンパクの量が少なくまた質も不良のため、血漿タンパクの減少のために起こる。

A ヘモグロビンも減少して貧血が起こる。

B 消化機能が低下するので、栄養低下をいっそう悪化させる。

 治療
@ 軽症の場合は、じゅうぶんな熱量と良質なタンパク質を与えれば、容易に回復する。

A 重症者では、消化機能が低下し、慢性下痢をともなっているものが多いので、はじめは流動食を少量ずつ1日数回に分けて与える。

 栄養失調患者は、精神的にも飢餓状態にある。患者の意のままに食事を与えたりすると、症状が悪化するから注意を要する。

B 食品としては、糖質食品、消化のよいタンパク質、脂肪の順で増加してゆく。

C むくみの強い場合は、食塩を制限する。
スポンサードリンク





こちらのサイトは情報提供の場として行っていますので、記述の内容に100%の正確性を保障するものではありません。 サイトの内容につきましては、自己責任によりご利用下さい。また当サイトで生じた一切の損害や負傷、その他についての責任は負いかねますので御了承くださいますようお願い致します。


Copyright (C)  身近な病気の知識 All Rights Reserved