ビタミンD欠乏症 くる病

ビタミンD カルシウムとリン

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 ★ ビタミンD欠乏症=くる病

 どんな病気か
@ くる病
 ビタミンDは腸からのカルシウムとリンの吸収を促し、骨に沈着するのを助ける働きをしているから、Dが欠乏すると骨の石灰化や発育が妨げられて、くる病になる。

A 日光の少ない地方に多く、わが国では北陸、東北地方などに発生し、重症のものはまれであるが、軽いものはかなり広く存在するといわれる。

B 生後1ヶ月〜満2歳までの乳幼児にみられ、ことに3〜4か月までに多い。

C 成人ではD欠乏になることはほとんどないが、妊産婦や老人でまれにかかることがあり、このばあい骨軟化症という病気になる。

D Dの所要量
 乳幼児や妊産婦では1日400単位であるが、成人では所要量はきわめて少なくなる。これは要求量が少なくなるのと同時に、日光の紫外線により、皮下でDが合成されるためである。

 症状・経過
@ 症状は徐々にあらわれ、子どもは不機嫌、食欲不振となり、筋の緊張は低下し、貧血や下痢など不定の症状もあらわれる。

A 泉門(おどりこ)は拡大し、頭の骨はうすくなる。肋骨と肋軟骨の移行部が数珠状にふくらみ、脊柱が曲がってくる(せむし)。

B 手くびや足くびの骨が大きくなり、X脚・O脚となる。また歩行も遅れる。
 
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C 血清中のカルシウムやリンの値も低下する。

D 軽症のものは、早期に治療すれば完全になおるが、重症ではのちに骨の変形を残す。

E くる病は、日光の強くなる夏から秋にかけて好転する。

 治療・予防
@ 薬剤
 Dを1日3000〜5000単位内服し、症状が好転したら400〜800単位に減量してゆく。

A 予防として、日光によく当たることも必要である。

B Dに富む食品
 バター、肝臓、卵黄、シイタケなどを摂取する。



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