ビタミンA欠乏症 夜盲症

ビタミンA 視紅

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 ★ ビタミンA欠乏症=夜盲症

 どんな病気か
 ビタミンAが欠乏すると夜盲症となり、また皮膚や粘膜にも異常が起こる。

@ 夜盲症
 網膜の視上皮には、明るいところで物を見るとき働く錐体と暗いところで物を物を見るとき働く桿体の2種類がある。この桿体の中に視紅という物質があって、暗いところで物を見るのに役立っているが、ビタミンAは視紅の成分の一つであるから、これが不足すると、桿体の働きが落ちて夜盲症となる。

 鳥類は桿体がないので、夜間に目が見えないから、夜盲症を俗に鳥目という。

A 皮膚障害
 ビタミンAは上皮細胞の生成にも必要であって、欠乏すると皮膚や粘膜にも障害が起こる。

 症状・経過
@ 昼間は普通にものが見えるが、夕方薄暗くなるとものが見えなくなる。

A 進行すると結膜や角膜の表面が乾燥して白濁し、軟化、潰瘍を生じ、ついに穿孔のうえ失明する。

B 上皮組織に委縮が起こり、皮膚もサメ肌のようになる。

C 細菌感染に対する抵抗力がおとろえ、尿路結石をつくりやすい。

D 乳幼児にばあい発育が悪くなる。

 治療・予防
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@ 薬剤
 Aを含む肝油や、その製剤を与える。最近は臭気の少ない高単位の合成品が使われている。

 欠乏症の治療量は、1日2〜5万単位で、症状の軽快によって漸減する。

A Aに富む食品
 肝臓、卵黄、バター、A強化マーガリン、カキあるいはカロチンに富むニンジン、カボチャ、浅草海苔、緑黄野菜などをとる。

B 1日の所要量
 Aの1日の必要量は、1〜2歳の幼児で1000単位、成人で2000単位である。カロチンだけで補給する場合はこの3倍。

 人工栄養児では、Aも含む総合ビタミン剤を続けるとよい。



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