尿崩症 下垂体後葉機能の低下

下垂体後葉 利尿ホルモン

身近な病気の知識
Homeホルモン・栄養代謝障害 > 尿崩症


 ★ 尿崩症

 どんな病気か
@ 下垂体後葉機能の低下
 下垂体、あるいはその近くの病気によって、下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンの不足によって起こり、尿がたくさん出る病気である。

 腫瘍によるものがもっとも多い。

A 細尿管異常のばあい
 抗利尿ホルモンがあっても、先天的な細尿管異常のため、効果がない場合もある。これを腎性尿崩症という。

B 20歳以下が半数

 発症年齢は20歳以下が約半数を占め、このうち60〜70%は10歳以下である。

 妊娠後多尿症になることがあり、これも尿崩症の一つであるが、自然になおることが多い。

 症状
@ 尿が大量に出る
 非常に大量の尿が出る。このため口渇があり水分を大量に摂取する。

A ショックをおこす
 水分をほしがるだけ与えればひどい症状は起こらないが、水分摂取がないと脱水のため、ひどい場合はショックをおこす。

B 知能障害をおこす

 小児では水分の需要が大きいため、脱水の結果、知能障害や発育不全になることがある。

 夜尿症の原因にもなるがまれである。
スポンサードリンク

C 自然治癒
 外傷性や炎症によるものは、1年くらいで自然治癒することもある。また腫瘍などの病気が進んで前葉もおかされるようになると、尿崩症はかえってよくなる。

 治療
@ 腫瘍などの場合はその治療をする。

A 下垂体後葉ホルモン製剤ピトレッシンを注射すれば、完全に症状がとれる。

 腎性尿崩症は先天的なものなので、下垂体後葉ホルモンはきかない。
 



こちらのサイトは情報提供の場として行っていますので、記述の内容に100%の正確性を保障するものではありません。 サイトの内容につきましては、自己責任によりご利用下さい。また当サイトで生じた一切の損害や負傷、その他についての責任は負いかねますので御了承くださいますようお願い致します。


Copyright (C)  身近な病気の知識 All Rights Reserved