再発性アフタ ベーチェット症候群

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 ★ 再発性アフタとベーチェット症候群

 どんな病気か
 口の粘膜にアフタという名の小円形潰瘍が、周期的あるいは不定期に反復発生する場合に、この粘膜疹を再発性アフタと呼んでいる。最初にアフタが発生する年齢は男女とも20歳前後がもっとも多い。

@ 二つの型がある
 口中だけにかぎってアフタが発生する場合と、口の症状のほかに、皮膚、眼、外陰部などをはじめ、いろいろな臓器にもさまざまな病変があらわれる場合とがある。後者をベーチェット症候群と呼んでいる。

A 原因は不明
 細菌感染、ウイルス感染、食餌アレルギー、感染アレルギー、内分泌異状、自律神経機能異常、免疫機構(自己免疫も含む)などが原因として考えられている。しかし、どれも確証がなく、現在のところ原因は不明である。

 症状
 《再発性アフタ》
@ 潰瘍の周囲に紅うんがみられる
 アフタ性潰瘍は、直径2_前後の円形か類円形で輪郭がはっきりし、周囲に幅の狭い紅うんがみられるのが特徴。

A 痛みがある
 潰瘍底は、浅く平らで、帯黄白色の偽膜が、かたく付着していることが多い。有痛性で、ふれると非常に痛む。

B 舌や口唇にできやすい
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 舌や口唇にできやすいが、ほかの部分にもできる。数は1〜2個のことが多い。

C 再発を繰り返す
 潰瘍はできてから7〜10日くらいのあいだに自然に治癒し、瘢痕が残らない。しかしその後約1ヶ月くらいの間隔で、再発を繰り返しつつ、数年から10数年を経過するのがふつうである。

D 潰瘍が大型化する
 再発を繰り返しているうちに、潰瘍はしだいに大型化し、直径が2a以上にもなり潰瘍底も深くなっていく。大型の深い潰瘍(壊死性粘液腺周囲炎という)は、自然になおるまでには、1〜6カ月を要することがある。

E 多数の瘢痕が残る

 大型潰瘍が数年にわたり反復発生すると、なおったあとに多数の瘢痕がつくられる。このため口が開きにくくなったり舌の形が変わったりすることがある。

F からだの変調を感じる
 アフタの発生前か発生中に微熱、疲労感、胃腸障害などの症状をともない、からだの変調を感じる場合が多い。

 皮膚が刺激に対して過敏な状態になっていることも少なくない。

 《ベーチェット症候群》
@ 身体各部にも病変があらわれる
 口の粘膜のアフタに加えて、からだの各部に次のような変化があらわれて、それが再発する。

 皮膚
 結節性紅斑、ニキビのような発疹、小膿疱など。

 外陰部
 男性では陰嚢や陰茎、女性では大小の陰唇にアフタに似た有痛性小円形潰瘍。

 眼
 前房蓄膿性虹彩炎やブドウ膜炎など。

 さらに関節の部分に疼痛や腫脹などのリウマチ様の症状があらわれ、消化器の疾患、あるいは中枢神経の症状が加わることがある。

A 5〜7年を頂点として快方に向かう
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 前述の諸症状は再発性アフタから始まり、しだいに他の症状が追加されていく。しかし、5〜7年ごろを頂点として徐々に快方に向かう場合が多い。

 中には、眼疾が悪化して失明したり、中枢神経がおかされて死亡することもある。
 



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