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 ★ 口腔の粘膜に起きる炎症

 ★ 口腔の粘膜に起きる炎症

@ 歯ぐき、ほお、舌、口唇の粘膜に起きる炎症がある。大部分は口の中に住んでいる細菌の感染によって起きるが、原因不明のものも少なくない。

 口のなかには、いろいろな細菌が住んでいて、いつでも感染できる状態になっているところへ、粘膜は飲食物をはじめとして、煙草や有害ガスなどの外部からの刺激に絶えずさらされているので、障害される機会が多い。そこえ細菌が感染するのでいろいろな病気を起こすわけである。

A 口腔粘膜の炎症はただれや潰瘍になりやすく、そのための痛みと熱の出る場合もあって患者は苦しみ、食事に差し支えることが多い。

B さらにあごは、顔のいちばん前面に位置している関係で、前から力が働いたときや顔を前に打ち付けたときなどに外傷を受けやすい。

 交通事故や工事場での負傷で歯ぐきがグラグラになったり、抜けたり、顎骨が折れたりすることはまれではない。

 その結果は、歯を失うばかりでなく、上下の歯のかみ合わせがくるってしまって食物がかめなくなる。

 ★ 老人の歯とそしゃく力減退に起因する病気
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 老人の歯

@ そしゃく力の減退
 口の組織は、異常や病気がなくても、年齢とともに委縮して働きが弱くなってくる。顎骨はもろくなり、折れやすくなり、唾液の分泌が減り、しばしば口渇をうったえる。これらの老人性変化は、すべての食物をかみ、消化する力を著しく弱める。

 たとえば60歳以上になるとそしゃく力に働く筋肉が弱り、若い人の5分の1にもなるといわれている。

A 歯の減少
 ほとんどの老人では、むし歯や歯槽膿漏症により、歯の数も減り、残った歯も健康なものが少なくなる。その極端なのが歯なしである。

 日本人が、60〜70歳になると残る歯の数は、正常の半分から3分の1に減るといわれている。

 そしゃく力減退に起因する病気

@ 胃炎
 老人に起こるそしゃく力の衰えは、食べ物を丸のみにすることになり、胃の負担を増す。その結果胃炎を起こし、それがひいては全身の栄養を悪くする結果になる。

A 胃がんと食道がん
 最近の研究によると、歯が悪くて胃が悪いと訴えた患者には胃がんが発生しやすいといわれ、さらに入れ歯をしている患者にだけ、食道がんができたという報告がある。

 がんの発生と歯の健康とどれだけの関係があるかは、これからの研究にまたねばならないが、今までのように無関心ではいられない問題である。

 ★ 歯の治療の目的

@ そしゃく力の能率を高める
 歯科治療のいちばんの目的は、一人一人の口が食べ物をもっと能率よくかめるように治療し、その状態をいつまでも続けられるように指導することである。

A 正しい発声と美しい口もとにする
 ことばを正しく出せるようにしたり、食物を飲みこみやすくしたり、また歯並びや口もとを美しくしたりするのも治療の一部である。

 治療の効果をあげるには

@ 軽いうちに治療する
 歯や口の病気は、歯科の治療でなおすことができる。しかしそれも軽いうちでこそ完全になおるが、重くなってからでは手数、時間、費用などが多くかかるのに、完全になおすことは難しい。
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 たとえば、総入れ歯のそしゃく力は、名人といわれる人が作ったものでも自然の歯の70%くらいしか働かず、いっぱんの歯科医の手になった総入れ歯では、30〜50%くらいといわれている。金冠やブリッジならさらに能率はよくなるが、それでも100%を期待することは無理である。

A 早期に診察を受ける
 どのような異常でも病気でも、早めに歯科医を訪れて、診察を受け、完全な治療をしてもらうことが、口の健康だけでなく、全身の健康を保つうえからも大切である。
  



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