小児の伝染病 三日はしか

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 ★ 三日はしか=風疹

 どんな病気か

@ 風疹ウイルスによって起こる。

A 赤い発疹、軽い発熱、くびなどのリンパ節の腫脹の三つがおもな症状で、このうち赤い発疹が3日くらい続くため、三日はしかと呼ばれている。

B 春から夏にかけて、おもに学童間に流行するが、ときにおとなもかかる。

C 妊娠の初期にかかると、目、心臓、耳などに先天性の病気をもった子どもが生まれてくるので、とく注意しなければならない。

 症状・経過

@ 初期の症状

 潜伏期は2〜3週間で、赤い発疹が出はじめて気がつくことが多い。年長児や大人では、発疹の出る数日前からからだがだるい、微熱、のどが赤くなる、リンパ節がはれるなどの症状をみることがある。

A 発疹の経過
 風疹の発疹はバラ紅色の斑点で、皮膚からわずかに盛り上がり、はしかの発疹より少し小さい。1日目に全身におよび、3日目のおわりには消える。

B リンパ節の腫脹の経過
 発疹の数日前からみられ、発疹の出ているときがもっとも強く、3〜6週間で消える。とくにくび、後頭部、耳後のはれが目立ち、おさえると痛みをうったえる。

C 発熱の経過
 患者の約半数に発熱がある。38〜39度くらいの熱が、発疹と相前後して、2〜3日間みられる。
 その他、悪寒、倦怠、頭痛、食欲不振、目の結膜の充血などの症状がみられることが多い。
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D 余病
 関節の痛みや、まれに脳炎あるいは皮下に出血を起こす紫斑病がみられることがある。

 治療

@ 一般に家庭で治療が可能であるが、ひきつけ、意識障害など脳炎の症状や、皮下出血がみられるときは、入院加療が必要である。

A 特効薬はなく、熱が高いときなどは解熱剤を与える。

 風疹による先天異常とその対策

@ 先天性風疹症候群
 妊娠の初期に風疹にかかった妊婦からうまれた子どもの先天性の病気をいう。母親が妊娠3ヶ月以内に風疹にかかって生まれた子の10〜20%に起こる。

A 以上の種類
 白内障、心臓病、難聴、強い黄だん、皮下出血を起こす紫斑病、出生時の体重が少ない、骨の発育障害など。流産や死産も多い。

B 対策
 妊婦は風疹の患者に接しないように注意する。接触したときは、医師に相談してガンマーグロブリンの注射を受けることも一つの予防法であるが、効果は確実ではない。妊娠3ヶ月以内に罹患したときは産婦人科医に相談し、人工流産の適応を決めてもらう。
 



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