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 ★ 未熟児・過熟児

 未熟児とは
 低出生体重児
 未熟児という言葉は広義には低出生体重児、すなわち出生体重2500c以下の乳児をさすが、狭義には低出生体重児の中で妊娠持続期間が36週以下のものをいう。

 未熟児という言葉をひろい意味に解釈すると、その中には早産による低出生体重児のほかに、子宮内発育不全、素質的な小柄および胎児栄養失調症にもとづく低出生体重児が含まれる。

 過熟児とは
 過熟児という言葉は、出生体重の異常に大きな乳児、すなわち巨大児を意味することもあり、分娩予定日を2週間以上超過して生まれた子ども、すなわち過期産児の意味に用いられることもある。また胎盤機能不全にもとづく病状のあらわれた新生児、すなわち胎盤不全症候群の同意語として使われる場合もある。

@ 巨大児
 低出生体重児のような国際的な定義はつくられていないが、出生時4〜4.5`以上の乳児を取り扱うのがふつうである。出生原因は不明のことが多いが、巨大児を生んだ母体は大柄であることが多く、また母体に糖尿病があるとき生まれやすい。

 たんに出生体重が大きいということは、新生児にとってはそれほど不利な条件ではないが、母体に糖尿病があると、その子どもの体重が大きいだけでなく、出生直後に低血糖症をおこす危険があるから、巨大児が生まれたときは、母体について糖尿病の有無を確かめる。
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A 過期産児
 分娩予定日から2週間以上遅れて生まれた子どもを過期産児という。早産に比べて楽観されがちであるが、極端な予定日超過は、胎児期の酸素欠乏や生後の低血糖症の原因となり、したがって脳障害を起こす場合が少なくない。

B 胎盤不全症候群
 予定日超過も胎盤機能不全の原因の一つであるが、妊娠中毒症や母体の病気が原因で、酸素や栄養素を胎児に与える胎盤の働きがおとろえ、これを反映して胎児に特有な症状のあらわれる場合がある。

 特有な症状とは、胎児のやせか羊水中への胎便の排泄、胎脂や皮膚が胎便で黄色に染まる、出生直後は皮膚がふやけているが、一両日中に乾いて亀裂を生ずることなどである。

 胎盤不全症候群をしめす新生児には強い低血糖症の起こる場合が少なくない。
 



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