小児の伝染病 幼児性先天梅毒

先天梅毒 梅毒スピロヘータ

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 ★ 幼児性先天梅毒

 どんな病気か

@ 先天梅毒とは、梅毒かかっている母親から、胎盤を通じて梅毒スピロヘータが胎児に感染しておこる。

A 胎児へ感染する時期は、通常は妊娠4カ月後である。

B 母親が梅毒に感染して間がないほど胎児の感染がひどいので流・早産するが、5年以上もたてば、胎内感染はあまりしないようになる。

 症状

 乳児梅毒のばあい
@ 先天梅毒の大部分は、生後1〜2カ月してから、しだいい症状があらわれてくる。これは乳児梅毒といわれる。

A 一般に栄養状態が悪く、青白い。皮膚、粘膜、骨、肝、脾、神経系、リンパ節など、全身がおかされる。

B 鼻閉、脱毛、皮膚の褐色調が目立つ。そのほか、斑状丘疹性梅毒疹、口角の亀裂、爪床炎、爪囲炎などが起こる。

C ときには手足の仮性麻痺、骨軟骨炎が起こったり、肝、脾、腎がおかされることもある。

 幼児梅毒のばあい
@ 乳児梅毒の症状は、たとえ治療をしなくても誕生頃には消えてしまうが2〜4歳ごろになって、再びいろいろな症状があらわれる。これは幼児梅毒といわれる。
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A 陰部や口腔粘膜にできる扁平コンジロームや、口腔粘膜にできる粘膜斑などの症状がよくみられる。

B その他、皮膚の斑状丘疹、口蓋潰瘍、骨髄炎、指趾骨炎などがみられる。

 診断
 両親が梅毒にかかっているかどうかを調べる。また、乳幼児のX線像の変化や血清の梅毒反応を調べる。

 予防
@ 妊娠の血清梅毒反応が陽性であれば遅くとも妊娠5か月までに、じゅうぶんに治療すると、子どもは梅毒にかからないですむ。

A 陽性の母親から生まれた新生児は、出生直後からペニシリン治療を行なう。
 



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