小児の伝染病 しょうこう熱

溶連菌 伝染病

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 ★ しょうこう熱

 どんな病気か

@ 溶連菌という細菌の感染でおこる急性の伝染病である。

 ただし溶連菌が入ると、全部がしょうこう熱になるとは限らない。

A 年齢的には、幼児期から学童期にかけて多くかかる。

B 季節的には、秋から冬にかけた寒い時期に多く発生する。

 しょうこう熱は、以前より非常に数が減り、最近ではむしろ珍しい病気になってきた。

 感染経路
@ 病原菌は患者のせきとともにのどに入り、感染する(飛沫伝播)。

A ときに皮膚の傷口から入ることもある。

 症状・経過

@ 潜伏期間
 3〜5日。

A 発熱
 突然、39〜40度の高い熱が出る。嘔吐も同時にくることが多い。

B 扁桃の白い斑点
 菌が侵入したのどは真っ赤になり、扁桃(腺)が大きくはれて、のどの痛みが強い。扁桃に白い斑点がくっつき、ジフテリアとよく似た様子になる。同時に、首のリンパ節(腺)も大きくはれ、痛む。
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C イチゴ舌
 舌に、ちょうどイチゴのような、特有の赤いブツブツが目立つ。

D 赤い発疹
 発熱より少し遅れてあらわれ、4〜5日くらいで色がうすくなる。それとともに熱も下がってくる。

 発疹のあらわれる部位
 くびとか胸、下肢の股の部分から始まる。はしかと違って顔には少なく、手足の先端にはほとんど出ない。

 発疹の特徴
 はしかの発疹よりも大きさが細かく、紅を塗ったように一面赤くなっている。

 皮膚の傷から感染すると、その場所から発疹が始まる。このときは扁桃の変化は軽い。

E 皮がむける
 発疹がすっかり消えたころから、皮がむけはじめる。皮のむけかたは一種特有で、ベロッと大きくむける。これは手足の先にも起こる。

F 治癒までの期間
 ふつうは、1週間か10日くらいで、ほとんど治ってしまうものが多い。

 重症のばあい
 高熱が続き、扁桃のはれ方も強く、深い潰瘍をつくる。首のリンパ節の痛みとか、はれが強く、化膿することが多い。心臓も弱ってくる。しかしわが国では、このような重症例はまれである。
 


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