小児の伝染病 咽頭ジフテリア

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 ★ 咽頭ジフテリア・喉頭ジフテリア・鼻ジフテリア

 咽頭ジフテリア

@ 急な発熱
 急に38〜39度くらいの熱が出る。そのほか食べ物を吐いたり腹痛をうったえたりすることがある。

A のどの痛み
 そのうちにのどの痛みをうったえる。かぜと違って、最初はあまりせきはしない。

B 偽膜をつくる
 のどの痛みはだんだんひどくなる。このとき口をあけてのどをみると、両方の扁桃(腺)が真っ赤にはれており、扁桃の表面に、やや黄色味を帯びた白い斑点がくっついている。これを偽膜という。この偽膜をつくるのが、ジフテリアの大きな特徴である。

 ジフテリアでない単純な扁桃炎のときでも偽膜をつくることもある。このときは偽膜はうすくて、すぐとれる。ジフテリアの偽膜は、かたくて汚いことが多い。しかし、このような違いは絶対的でないので軽率には判断はできない。

C 偽膜の広がり
 病気がさらに進むと、偽膜が扁桃だけにかぎらず、その周囲に広がり、またのどの奥の方へも波及する。口臭が強くなってくる。また偽膜がのどから鼻のほうへと広がると、呼吸がさまたげられて、口をあいて呼吸するようになり、血液のまじった鼻汁を出す。次にあごの下とか首のリンパ節(腺)がはれてくる。
 

 喉頭ジフテリア

 咽頭ジフテリアが、さらに奥の咽頭とか気管に広がって喉頭ジフテリアになることもあるが、はじめから喉頭に局在して起こることもある。咽頭ジフテリアより重症で、乳幼児に多い。
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@ 発熱・声がかれる
 はじめに37〜38度くらいの熱があり、声がかれて、ついにはほとんど声が出なくなる。このばあい、せきが一種独特の犬の遠吠えのような調子になる。

A 呼吸困難
 気管の狭い場所に偽膜ができ、呼吸がしにくくなる。ひどくなると窒息しそうになり、くちびるが紫色になる。

 治療を受けて偽膜が取れ、これが気管に落ち込んで窒息することもある。


 鼻ジフテリア

 鼻に病変が起こり、咽頭や喉頭へ広がることは少ない。乳児い多い。

@ 咽頭ジフテリア、喉頭ジフテリアに比べて、症状ははるかに軽く、熱もない。

A 鼻汁に血液が混ざっており、悪臭がある。鼻づまりのため、乳児は乳を飲むとき苦しむ。

 鼻ジフテリアによる乳児の鼻血は、長いあいだ気づかれずに放置されていることがあるので、注意を要する。
 



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