体質性の病気 リウマチ熱

溶連菌感染 感染症

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 ★ リウマチ熱

 どんな病気か

@ A群ベーター溶連菌に感染し、感染症がなおってから1〜3週間後に発病する病気で、溶連菌感染の二次症といわれる。溶連菌感染のあったもののうち、リウマチ熱の発病は約1%以下で、同じ菌の感染があっても、リウマチ熱にならないものがある。

A リウマチ熱は心臓や結合組織をおかし、さまざまな症状を呈する。

 症状・経過

@ 症状の特徴
 発熱が必ずあり、大関節の痛みとはれが起こる。痛みは関節から関節へと移動する。もっとも重要な症状は心臓の変化(心炎)を起こしやすいことである。このほか、小舞踏病(動きの多い手足の不随意運動)とか、リウマチ結節(手足の骨で摩擦されやすいところにできる)をふれることもある。皮膚に輪状の赤い斑や発疹をみることもある。

A 初期症状
 発熱、関節痛、心炎による変化(どうき、息切れなど)か、鼻出血や腹痛などがある。脈拍も多くなる。これらは急性期の変化である。

B 経過
 心炎がすすみ、心不全をおこすと長引きやすい。8〜12週間くらいで熱も下がり、一般症状もよくなるが、心炎がある程度以上進んでいると生涯なおらぬ変化を心臓に残す。

 治療
@ 入院治療が原則
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 治療に要する期間は最短6〜8週間で、12週間くらいまでみておく必要がある。再発によるものや、リウマチ熱心炎からリウマチ性心疾患になったものでは、さらに長期の入院を必要とすることがある。リウマチ性心疾患では、心臓の手術が必要のこともある。

A 薬物療法
 ペニシリン系薬剤やアスピリン類、副腎皮質ホルモン剤が用いられる。

B リウマチ熱とくに心炎にかかった人は病気から回復しても、医師の監督のもとに、少なくとも5年、あるいは一生ペニシリンなどによって溶連菌の再感染をふせぐ(予防内服)ことが絶対に必要である。

 子どもは心不全が進んでいても、案外平気なことがあるので、とくに注意しなければならない。

C 食事については、調理をくふうして、食欲不振をおぎない、良質のタンパク質やビタミン類をじゅうぶんに与える。心臓の症状が強いときは、食塩の制限(1回2c以下)をする。



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