体質性の病気 紫斑病

出血斑 アレルギー性の紫斑病

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 ★ 紫斑病

 どんな病気か

@ 紫斑病はからだに出血斑が出る病気である。出血斑は皮膚だけではなく、からだの内部にも出る。

A 紫斑病には、血管性あるいはアレルギー性の紫斑病(アナフィラクトイド紫斑病)や、他の病気が原因でおこる紫斑病、血液の凝固機転障害のために起こる紫斑病など、多くの種類がある。ここでは、小児に多いアナフィラクトイド紫斑病について述べる。

B 原因は食事性のアレルギーによるものもあるが、それ以外のものは原因不明である。

 症状・経過

@ 症状の特徴
 腹痛、関節痛、出血斑があらわれる。出血斑は対称性に四肢に出る。その大きさは、小さいものから母指頭大くらいまでである。

A 初期症状
 食欲不振や、気分が悪いとうったえることが多い。急な腹痛、関節痛、出血斑などが数日のうちに出てくる。じんましんと同じような発疹をみることもある。

B 経過
 関節痛、腹痛、出血斑なども、10日から2週間くらいでだいたいとれる。ときには、これらの症状を繰り返すこともある。

 重症では腹痛がひどく、血便を出したり、虫垂炎や腸重積症と間違われることもある。

 出血が脳内に出て、神経のほうの症状が出てきたりするものもある。

 発病後10日くらいして、強い血尿を出すものもある。
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C 腎症状に注意

 回復期にいちばん大切なことは、腎臓の症状が出ているかどうかである。腎炎の症状として、発病後1週間から1か月までに約70%くらいにタンパク尿や血尿が出ている。この症状が取れてしまうのに1ヶ月から数カ月かかり、その間にときどき腹痛、関節痛、出血斑を繰り返すものがある。

 出血斑や腹痛などお症状が取れて、一見なおったかに見えても、腎臓の症状は長くのこり、ときどき悪くなることもあるので、1ヶ月に1回くらい検尿を受ける必要がある。

 家庭での注意

@ 食事性の原因が明らかなときは、それをさける。

A 初期の腹痛、関節痛、出血斑にはよい看護法はないが、安静とともに食事を無理に与えないようにすることは大切である。消化のよいかゆやパンを主にしてもの、ビタミン剤や果汁を与えるのはよい。

B 腎症状が出たときは、腎炎のときの治療(食塩やタンパクを避けた食事と安静)を行なう。
 



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