泌尿器の病気 ネフローゼ(症候群)

ネフローゼ アレルギー

身近な病気の知識
Home子どもの病気 > ネフローゼ(症候群)


 ★ ネフローゼ(症候群)

 どんな病気か

 幼児、学童期によくみられる慢性の病気であるが、小児の病気としては比較的少ない。

@ 原因
 心嚢炎・腎静脈血栓症・梅毒・抗てんかん剤の使用など原因の明らかなものや、原因不明の特発性病型のものがあるが、原因不明のものがもっとも多く、アレルギー性原因の一つと考えられている。

A 症状
 徐々に発病するが、タンパク尿から始まり、ついで起こる低タンパク血症(血清タンパク量が少なくなる)、低アルブミン血症(血清タンパクのなかのアルブミンが少なくなる)高脂血症(血清のなかの脂質が増える)などがおもな症状となって、多くはこれに強いむくみ、乏尿があり、なお血尿、高血圧などが加わっていることがある。

 むくみのため、食欲低下、悪心などの消化器症状、腹水、呼吸器症状や循環器症状がみられるようになる。

B 合併症
 感染に対する抵抗力が弱く、丹毒・扁桃炎・肺炎・膿胸・腹膜炎・敗血症などを合併しやすい。

C 経過および予後

 経過は数年に及ぶこともある。ステロイド剤治療によって一大進歩をしたが、それでも2〜3年かかることも多く治癒率は60%である。感染しやすく、これによる再燃、再発がみられる。

 治療

 特発性
スポンサードリンク
@ 一般的療法
 経過が長いので特に清潔、適当保温、衛生的生活をして感染をふせぐ。むくみ、タンパク尿が強いときには安静にするが、なくなれば徐々に起坐、歩行、入浴、運動をする。

A 食事療法
 タンパク、炭水化物、脂肪、ビタミンを豊富にとり、食塩は控える。水分制限の必要はない。

B 薬物療法
 ステロイド剤治療によって大多数は2〜4週間で利尿がつきむくみが取れることが多い。

 原因の明らかなもの
 まず原病の治療を行なう。先天的なものは適当な治療法はなく、1年以内に死亡する。



こちらのサイトは情報提供の場として行っていますので、記述の内容に100%の正確性を保障するものではありません。 サイトの内容につきましては、自己責任によりご利用下さい。また当サイトで生じた一切の損害や負傷、その他についての責任は負いかねますので御了承くださいますようお願い致します。



Copyright (C)  身近な病気の知識 All Rights Reserved