呼吸器の病気 小児気管支ぜんそく

アレルギー 感染

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 ★ 小児気管支ぜんそく

 どんな病気か
 喘鳴(ゼイゼイ、ひゅうひゅう、ゼロゼロ)が起こり、呼吸が苦しくなる発作をときどき繰り返す病気であり、おもに幼児や学童にみとめられるが、乳児にも起こる。

@ 学童の1%にみられる
 学童の発生頻度を調査したところ約1%にみられ、決して少なくない。なおりにくいうえ、しだいに増加する傾向にある。

A アレルギーが真因
 アレルギー感染、心理的ストレス、疲労、内分泌、自律神経、気象(とくに寒冷や高気圧)など、多くの因子が作用して発病するが、その底を流れるものはアレルギーであってこれが真因であり、ほかのものは誘因と考えられる。

 症状
@ 重くなると起坐呼吸
 呼吸が喘鳴をともない、息苦しく、とくに吐く息が苦しく時間が長くかかるようになる。せきがあり、しつっこく続いたりする。重いときは横になっていられず座ってしまう(起坐呼吸)。顔色が悪くなり、冷や汗をかき、脈が細くなる。

A 夜のほうが重い
 症状は、一般に昼より夜のほうが重く、夜だけおこることもある。

 治療・予防
 発作の治療と発作の予防の二つに分けられる。発作の治療は対症療法であり、薬剤療法である。従来はこの対症療法だけ行われていたが、これでは次の発作を予防することはできない。発作を予防することが根本療法である。

 発作の治療
@ 自然治癒
 発作が軽い場合には薬を用いなくても自然になおる。
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A 治療薬
 吸入薬、経口薬、注射薬があり、この順に用いる。しかしここで注意しなければならないことは、発作のたびごとにあまり薬を使っていると、副作用や中毒を起こす危険があることである。効果のいちじるしい薬剤ほどその危険が多い。

 発作の予防
 特異療法と非特異療法とがある。特異療法というのはぜんそくの原因となっているアレルゲンを探して、それをのぞいたり、アレルゲンの少量を注射して抵抗力をつける治療法である。

@ 特異診断
 特異療法を行なうに先立ってアレルゲンを決定するための診断をする。これを特異診断またはアレルゲン診断という。この診断は、既往歴と皮膚反応で行われ、次のあげるどれかの物質によって、うすい濃度まで皮内反応が陽性にあらわれる場合には、それがアレルゲンであることがほぼ確定する。

 吸入性アレルゲン
 呼吸器から侵入する屋内塵(ゴミ)、絹、そばがらの枕のそば粉、種々の真菌(カビ)、花粉など。よく皮膚反応をしめす。

 食餌アレルゲン
 食物によって起こる。牛乳、卵、大豆、その他、皮膚反応があらわれないことが多いから、この診断のためには毎日の食餌日記をつけて、発作との関係を探る。実際には食物によるぜんそくは、吸入物によるぜんそくとかなり重なっている。
 



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