子ども X脚

X脚とは

子どもの骨・関節・筋肉の病気;X脚
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 X脚とは
 仰臥して足を伸ばしたさい、左右のひざを接してもくるぶしが左右離れている場合をX脚というが、俗に内股と呼ばれている。

@ 子どもは3歳ごろから中学生ごろまでは生理的なX脚であるので、病的と判定することはできない。両脚が同程度に開いている場合は、だいたい生理的なものであるが、片側だけ強く外に開いている場合や下腿だけが強く曲がっているときは病的である。

A 病的なものには、先天性奇形、先天梅毒の骨炎、脛骨の骨髄炎、脊髄性小児麻痺によるものがある。

 症状
@ 先天性奇形で腓骨欠損により起こることがあるが、下腿が曲がっていて足にも奇形をともなっている。

A 先天梅毒のものは7〜8歳ごろからみられ、ひざの下から強く曲がり、下腿が前方に膨らんだ曲がり方で左右に差がある。顔面やその他の部にも異常がみられる。

B くる病のものは下腿がねじれて曲がっている。

C 骨髄炎から起こったものは、うみを出した傷跡があり、しかも脛骨が凹凸に膨隆しており、健全な側より長い。

D 小児麻痺によるものは、筋の発育が悪く、非常に細くて動かす力がない、ふれてみると冷たい。
 
 治療
 X線撮影により骨の異常を精査し、大腿骨骨軸と脛骨骨軸との角度で、その程度をよみとる。

@ 先天性奇形は、手術で骨の湾曲を矯正し、脚長の差がひどいものは補助義足を用いる。
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A 梅毒のものは、厳重な駆梅療法とともに手術で矯正する。

B 骨髄炎によるものは、現病がすっかり治っていれば、曲がっている脛骨を手術するが、慢性骨髄炎を残すときは大腿骨を切って矯正する。

C 小児麻痺によるものは、補助装具で矯正するが、病状によっては手術する。

D くる病は、病気の治療をしながら下肢の牽引をして矯正する。

E 手術方法をとる場合は、相当長期間の入院を必要とし、そのあとも骨が体重をささえるにふさわしい力をもつまでは補助装具を用いる。年齢が小さければ小さいほど治療期間は短い。
 
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