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 ★ 多発性骨髄腫

 どんな病気か

@ 形質細胞という細胞が、骨髄の中に無制限に増殖するとともに、扁平骨に腫瘍をつくる病気である。

 形質細胞は血液の中のリンパ球に似た特殊な細胞で、正常では免疫に関与する細胞である。この細胞が腫瘍に変わったものと考えられる。

A 腫瘍は、脊椎骨、頭蓋、肋骨、胸骨などの扁平骨から出ることが多く、頭蓋骨もしばしばおかされる。

 外から骨の腫瘤にふれる場合も少なくないが、外から分かる部分以外にも、病気の広がっているのがふつうである。

B この病気にかかると、骨のX線写真は、特有な様子をしめす。すなわち骨盤や脊椎など、病巣に一致して透明な部分がみられ、病気が進行してくると、ほうぼうの骨に白い小さな透亮像がみとめられるようになる。

C 尿の中に、ベンス・ジョンス・タンパク体といわれる異常なタンパク質が排泄される。このタンパク質は、ある程度熱すると沈殿し、さらに過熱を続けると、再び沈殿が消える特殊なタンパクである。これは骨髄腫にいつもあらわれるというものではないが、あらわれた場合は、診断を助ける。

D 血清中のグロブリンの量が増加する。この現象により、専門医による診断は容易になる。
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 治療

@ 放射線療法も行われるが、この病気は多発性といわれるように、ほうぼうに病巣があるので、多くの場合、期待はかけられない。

A 化学療法にも、白血病やリンパ節腫瘍ほど反応を示さないが、最近つくられた化学療法剤のなかに、とくにきくものがあらわれはじめている。




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